「メシが食える大人に育てる」をコンセプトにしたユニークな取り組みで、保護者だけでなく、教育関係者やメディアからも多くの支持を集める学習塾「花まる学習会」。その代表・高濱正伸さんが先日発表した本が「つぶさない子育て」。今週はこの「つぶさない子育て」をベースに、高濱さんが「花まる学習会」で20年以上にわたり培ってきた「メシが食える大人に育てる」子育てについて伺っています。
この「つぶさない子育て」には、親が子どもの個性を伸ばそうとした結果、なぜか「つぶしてしまう」ケースも数多く紹介されており、その中に「子どもに、習い事などいろんな体験をさせてみても、全く違うことに熱中してしまう」という事例が出てきます。実はここに、子どもが自立した大人になるための重要なポイントがあると言います。
未来授業3時間目。テーマは「子どもの“没頭”を止めてはいけない」
◆高濱正伸(たかはま・まさのぶ)
花まる学習会代表/NPO法人子育て応援隊むぎぐみ理事長
1959年熊本県生まれ。県立熊本高校卒業後、東京大学に入学。1990年同大学院修士課程修了後、1993年に「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を重視した、小学校低学年向けの学習教室「花まる学習会」を設立。
『わが子を「メシが食える大人」に育てる』ほか、『小3までに育てたい算数脳』『算数脳パズルなぞぺ~』シリーズ、『メシが食える大人になる!よのなかルールブック』『つぶさない子育て』など、著書多数。
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