「気候変動対策は確立できたのか⁉COP26首脳会合の通信簿」
今週日曜日、イギリスのグラスゴーで、197の加盟国・地域が集い、地球温暖化対策を話し合うCOP26(第26回気候変動枠組み条約締約国会議)が始まりました。
月曜日と火曜日の2日間は、各国の首脳級会合が行われ、各国のトップら112人が演説をしました。
ですが、この演説を見る限り、事務局が今回の最大の焦点としていたCO2(二酸化炭素)の排出削減に関する計画の大幅な前倒しには慎重な国が多く、残された日程での交渉の行方は予断を許しません。
COP26は、来週金曜日の会期末に成果文書を採択することを目指しており、参加各国の国際交渉が本格化する見通しですが、事前に提示されていたアジェンダでは各国が協調して対策を打ち出すのは厳しそうなのです。
そこで、今日は首脳級会合から見えてきたCOP26の新たな焦点を含めて最新の状況をフォローしておきたいと思います。
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