令和がスタートしてから、2年半が過ぎました。
コロナ禍という、国内外問わず停滞と混乱の日々の中、新たな皇室像というのは、まだあまり見られていないのが実情かもしれません。
そうした中、激動の昭和とは違う、平和の時代に生まれ、終わった、“平成”の皇室を懐かしむような声もネットの世界などで聞かれるようになっています。
未来授業4時間目、テーマは『令和の皇室が築く正当性』
■原 武史(はら たけし) プロフィール
年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。東京大学大学院博士課程中退。放送大学教授、明治学院大学名誉教授。専攻は日本政治思想史。著書に『「民都」大阪対「帝都」東京』(サントリー学芸賞)、『大正天皇』(毎日出版文化賞)、『鉄道ひとつばなし』、『滝山コミューン一九七四』(講談社ノンフィクション賞)、『昭和天皇』(司馬遼太郎賞)『一日一考 日本の政治』など。“鉄学者”の異名をもち、近著『歴史のダイヤグラム 鉄道に見る日本近現代史』(朝日新書)をはじめ、鉄道に関する著書多数。12月に『最終列車』(講談社)を刊行予定。
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