選択的夫婦別姓をめぐる議論がメディアを賑わせたこともあり、自分の名字について改めて意識を向けた方も多いかもしれません。
誰もが当たり前に持っている「名字」。これには必ずなんらかの由来があります。また名字が生まれ広がっていく中で、様々なストーリーが隠されています。そんなことに関心を持ち、長年研究を続けているのが今週の講師・名字研究家の森岡浩さん。森岡さんは学生時代から独学で名字の研究を行い、特に現在の名字が日本のどこに分布しているかを手掛かりにそのルーツ解明に取り組んでいる方です。
今週は古代から続く日本人の名字のルーツをたどることで、その奥深い世界を森岡さんに教えていただきます。
未来授業1時間目。最初のテーマは『氏と姓』
◆森岡浩(もりおか・ひろし)
姓氏研究家・野球史研究家。日本文芸家協会会員
日本人の名字について。著作・監修、講演、テレビ・ラジオ出演、情報提供など
主な著書は「名字の謎」(新潮OH!文庫)、「名字の地図」(日本実業出版)、ムック本『名字の歴史』ほか
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