2021年11月、作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんが亡くなりました。
JAPAN FM NETWORKでは2007年からおよそ10年に渡って寂聴さんのラジオエッセイを放送しました。今週はその肉声を再構成してお届けしています。
新聞連載で人気を集めて単行本にもなったのが「奇縁まんだら」。寂聴さんが昭和を代表する文化人や著名人との交流を綴った人気シリーズです。今週はそのラジオ版。今日はノーベル文学賞も受賞したあの文豪との知られざるエピソードです。
未来授業2時間目、テーマは『川端康成のこと』
◆瀬戸内寂聴(せとうち・じゃくちょう)
1922年、徳島県生まれ。東京女子大を卒業。 1957年「女子大生・曲愛玲」で新潮同人誌賞。1961年『田村俊子』で田村俊子賞。 1963年『夏の終わり』で女流文学賞を受賞。1973年に平泉中尊寺で得度、法名寂聴となる。 1992年『花に問え』で谷崎潤一郎賞。1996年『白道』で芸術選奨文部大臣賞、2001年『場所』で野間文芸賞。 2011年『風景』で泉鏡花文学賞を受賞。1998年『源氏物語』現代語訳を完訳。2006年、文化勲章受章。 近著に「愛することばあなたへ」(光文社)『いのち』(講談社)『97歳の人生相談』(kindle版、講談社)など。
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