今から50年前の1972年2月。日本中を騒然とさせたのが、連合赤軍 あさま山荘事件。
過激派の男性5人が山荘の管理人の女性を人質にして立てこもり警官隊と激しい銃撃戦を繰り広げました。
10日間の籠城の模様はテレビで生中継されて、最高視聴率は、NHK 民放合わせて90%近くを記録しました。
その事件から、50年を迎えた今年、今週の講師、ライターの深笛義也さんは、元連合赤軍メンバー への取材をメインにした本
「2022年の連合赤軍〜50年後に語られたそれぞれの真実」を上梓しました。
今週は50年前に何が起こったのか、そして50年後の今も続く問題について探っていきます。
未来授業1時間目、テーマは「連合赤軍とは一体どんな組織だったのか?」。
◆深笛義也 (フカブエヨシナリ) 1959年東京生まれ。横浜市内で育つ。10代後半から20代後半まで、現地に居住するなどして、成田空港反対闘争を支援する。所属していたセクトの独善に嫌気がさして決別。30代からライターになり、「週刊新潮」の連載『黒い報告書』などを執筆。著書に『エロか? 革命か? それが問題だ!』(鹿砦社)、『女性死刑囚 十四人の黒い履歴書』(鹿砦社)、『労働貴族』(鹿砦社)、『罠 埼玉愛犬家殺人事件は日本犯罪史上最大級の大量殺人だ』(サイゾー)がある。『罠』を原作とした「実録ドラマ 3つの取調室 ~埼玉愛犬家連続殺人事件~」(フジテレビ系)が、2020年10月、水野美紀、鶴見辰吾、内山理名、内田朝陽らが演じて放映された。
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