今週の講師は『人は聞き方が9割』の著者、永松茂久さん。永松さんによれば、本来人は話したい生き物だといいます。脳科学的な研究からも、人は聞いている時より話している時のほうが心理的快感を得ていることが数々の臨床データで証明されているとか。つまり、人は「話し上手な人」よりも「話させ上手な人」、「話を聞いてくれる人」を求めるのです。
「聞く人」はまず相手の心に安心感を与え不安を取り除くこと。そのためには「やるべきこと」より、「やらないこと」を決めることが聞き方の心得のようです。
未来授業3時間目。テーマは「相手に嫌われない聞き方」
◆永松茂久(ながまつ・しげひさ)
(株)人財育成JAPAN 代表取締役、永松塾主宰、出版&ビジネス支援家
大分県中津市生まれ。2001年、わずか3坪のたこ焼きの行商から商売を始め、2003年に開店したダイニング陽なた家は、口コミだけで県外から毎年1万人を集める大繁盛店になる。2016年より、拠点を東京麻布に移し、現在は執筆だけではなく、次世代育成、出版コンサルティング、イベント主催、映像編集、ブランディングプロデュースなど数々の事業を展開する実業家である。
主な著書、『人は話し方が9割』『人は聞き方が9割』ほか
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