暑い夏の一日を、締めくくるかのようにやってくる夕立。
俳句の世界では、夏の季語になるくらい、昼の暑さを打ち消す、風流な存在でしたが、近年は、ちょっと様子が変わってきました。
最高気温が35度以上になる猛暑日や、1時間の降水量が50ミリ以上になる強い雨といった、特定の指標を超える現象を、気象庁では『極端現象』と呼んでいます。
こうしたものの代表格が、“雨”にまつわるものです。
未来授業3時間目、テーマは『増えている極端現象』。
◆今井明子 サイエンスライター、気象予報士。1978年生まれ。京都大学農学部卒。得意分野は科学系(おもに医療、地球科学、生物)。『Newton』、「東洋経済オンライン」、「BUSINESS INSIDER JAPAN」、「暦生活」などで執筆。気象予報士として、お天気教室や防災講座の講師、気象科学館の解説員なども務める。著書に『こちら、横浜国大「そらの研究室」! 天気と気象の特別授業』(共著、三笠書房知的生きかた文庫)、『異常気象と温暖化がわかる』(河宮未知生/監修、技術評論社)など、最新刊は「面白いほどスッキリわかる! 世界の気候と天気のしくみ」(産業編集センター) 公式ホームページ https://akikoimai.biz/ Twitter @imaia78
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