2022年8月12日送分。
「内閣改造って、いったい何!? 旧統一教会と関係の深い閣僚だらけで本当に大丈夫なの?」
岸田総理は今週水曜日、内閣改造を行い、第2次岸田改造内閣が発足しました。
この内閣改造の狙いは、旧統一教会、現在の「世界平和統一家庭連合」と関係のある政治家を閣僚から一掃して、下がりかけていた内閣支持率を押し上げることにあったとされています。
母親がこの宗教団体に多額の寄付をして家族の生活が滅茶苦茶になったという元自衛官が、宗教団体と安倍晋三・元総理が密接な関係にあるとみて、奈良県で選挙応援演説をしていた安倍氏を殺害した、あの事件が、背景にあったことは良く知られているといってよいと思います。
ところが、内閣改造の日、新しい閣僚たちの記者会見で、19人のうち9人が過去に旧統一教会と何らかの接点があったことが明らかになってしまいました。
一方で、外交・防衛政策の面では、中国軍が今週水曜日の夜まで延長して行った台湾周辺での軍事演習が、日本にとって、今、防衛力の抜本的な強化や外交戦略の見直しが重要かつ喫緊の課題であることを浮き彫りにしました。
内政では、新型コロナウイルス感染症の第7波と物価高対策、財政窮乏の抑止策などが待ったなしの状況にあります。
そんな中、成功とは言えない内閣改造をしてしまった岸田政権に、こうした難局を乗り切っていく指導力を期待できるのか。今日はこうした問題を考えてみたいと思います。
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