人口およそ14億人。面積は日本の26倍。GDPはアメリカに次いで世界第2位。
そんな超大国である、中国。
古くから日本と交流のあるこの国が、新たな体制のもと、中華人民共和国として誕生したのは、1949年のことでした。
第二次世界大戦までは敵対関係、戦後は政治体制の違いもあって、距離を置いていた日中両国ですが、今から50年前の1972年、国交正常化が実現します。
今週は、日中関係のこれまで、そしてこれからを、中国ウォッチャーでジャーナリストの福島香織さんに伺います。
◆福島香織 ジャーナリスト・中国ウォッチャー・文筆家。1967年、奈良市生まれ。大阪大学文学部卒業後、産経新聞社に入社。上海・復旦大学に業務留学後、香港支局長、中国総局(北京)駐在記者、政治部記者などを経て2009年に退社。以降はフリージャーナリストとして活躍。ラジオ、テレビでのコメンテーターも務める。近著は「習近平最後の戦い ゼロコロナ、錯綜する経済——失策続きの権力者」(徳間書店)、「台湾に何が起きているのか」 (PHP新書) Twitter @kaori0516kaori
未来授業1時間目、テーマは「日中国交正常化の理由」。
view more