1949年、それまで続いていた内戦に勝利し続けた中国共産党によって、中華人民共和国が建国されました。共産党の指導者である毛沢東は、国内を社会主義化すべく、様々な指示を出していきます。
毛沢東政権末期となる1972年、日中国交正常化が成し遂げられると、そこからの半世紀は、中国国内で政治経済面の大きな変化が相次ぎました。
それは、過酷な権力闘争を勝ち抜いた指導者たちの、強い意思が反映された政策によるものでした。
未来授業2時間目、テーマは『権力闘争と政治経済の変化』。
◆福島香織 ジャーナリスト・中国ウォッチャー・文筆家。1967年、奈良市生まれ。大阪大学文学部卒業後、産経新聞社に入社。上海・復旦大学に業務留学後、香港支局長、中国総局(北京)駐在記者、政治部記者などを経て2009年に退社。以降はフリージャーナリストとして活躍。ラジオ、テレビでのコメンテーターも務める。近著は「習近平最後の戦い ゼロコロナ、錯綜する経済——失策続きの権力者」(徳間書店)、「台湾に何が起きているのか」 (PHP新書) Twitter @kaori0516kaori
view more