1949年の中華人民共和国建国以降、国内では幾度となく、激しい権力闘争が行われてきました。
そうした中で、現在、国の指導者になっているのが習近平氏です。
1953年生まれ。中国建国に関わった大物政治家である父親を持ち、名門大学を卒業。目立った功績はないものの党内で出世を続け、2012年、国のトップである、中国共産党総書記に就任しました。
今週の講師、福島香織さんは習近平氏について、「歴代指導者の中で最も、自身のないコンプレックスの強い指導者」と評しています。
未来授業3時間目、テーマは『習近平体制で行われていること』。
◆福島香織 ジャーナリスト・中国ウォッチャー・文筆家。1967年、奈良市生まれ。大阪大学文学部卒業後、産経新聞社に入社。上海・復旦大学に業務留学後、香港支局長、中国総局(北京)駐在記者、政治部記者などを経て2009年に退社。以降はフリージャーナリストとして活躍。ラジオ、テレビでのコメンテーターも務める。近著は「習近平最後の戦い ゼロコロナ、錯綜する経済——失策続きの権力者」(徳間書店)、「台湾に何が起きているのか」 (PHP新書) Twitter @kaori0516kaori
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