1日常生活の中で、あなたが最近「間違っている」と思ったのは、どんなときでしょうか?
逆に「これは正しい」と思ったことは、どのくらいありますか?
しかしそれは、本当に“正しい”のでしょうか?
明らかな答えが存在する算数の問題のように、人はわかりやすく、自分が納得できる“正解”を求めがちです。では、複雑化、多様化する社会の中で、正しいってどんなことなのでしょう?
今週は『ハゲタカ』や『マグマ』など、社会の常識を問う作品を発表してきた小説家・真山仁さんに、あちこちで見聞きする、“正しい”という概念について伺っていきます。
未来授業1時間目、テーマは「人はなぜ、“正しい”を求めるのか?」。
◆真山仁(まやま じん)
1962年大阪府生まれ.同志社大学法学部政治学科卒.新聞記者,フリーライターを経て,2004年,企業買収の壮絶な舞台裏を描いた『ハゲタカ』でデビュー.同シリーズはドラマ化,映画化され大反響を呼ぶ.主な小説作品に『売国』『オペレーションZ』『トリガー』『神域』『プリンス』『レインメーカー』『墜落』,21年には初の本格的ノンフィクション作品『ロッキード』を発表し大きな話題となる.
公式ホームページ https://mayamajin.jp/
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