新型コロナ禍や、ウクライナとロシアの間の終わりが見えない戦争など、ここ3年のあいだに、世界は激動の時代を迎えています。
また日本においても、東日本大震災をはじめとした自然災害や、長引く経済不況など、負のスパイラルから抜け出すきっかけは、なかなか見いだせません。
こうした中、現代社会のあちこちで“正しい”という言葉が、使われるようになっています。
今週は、人々がまるで救いのように求める“正しい”という概念について、小説家・真山仁さんに伺っています。
未来授業2時間目、テーマは“正しい”に違和感を持ってみる。
◆真山仁(まやま じん)
1962年大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒。新聞記者、フリーライターを経て、2004年、企業買収の壮絶な舞台裏を描いた『ハゲタカ』でデビュー。同シリーズはドラマ化、映画化され大反響を呼ぶ。主な小説作品に『売国』『オペレーションZ』『トリガー』『神域』『プリンス』『レインメーカー』『墜落』、21年には初の本格的ノンフィクション作品『ロッキード』を発表し大きな話題となる。
公式ホームページ https://mayamajin.jp/
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