東京工業大学 准教授 北村匡平さんを講師に迎え、アーティスト 椎名林檎の世界を分析した今週の未来授業。
ラストとなる今日は、音楽家としての椎名林檎に注目します。
過激なパフォーマンスが注目される椎名林檎ですが、そのパフォーマンス以上に、楽曲にこそ注目すべきだと北村さんは主張します。
その椎名林檎の、これからの音楽活動はどうなっていくのでしょうか。
未来授業4時間目、テーマは『音楽家としての椎名林檎』。
◆北村匡平(きたむら きょうへい)
1982年山口県生まれ。映画研究者/批評家。東京大学大学院学際情報学府修士課程修了、同大学博士課程単位取得満期退学。日本学術振興会特別研究員(DC1)を経て、現在、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院/科学技術創成研究院未来の人類研究センター准教授。専門は映像文化論、メディア論、表象文化論。『スター女優の文化社会学——戦後日本が欲望した聖女と魔女』(作品社、2017年)にて第9回表象文化論学会・奨励賞受賞、『美と破壊の女優 京マチ子』(筑摩書房、2019年)にて令和2年度手島精一記念研究賞・著述賞受賞。著書に『24フレームの映画学——映像表現を解体する』(晃洋書房、2021年)、『アクター・ジェンダー・イメージズ——転覆の身振り』(青土社、2021年)、共編著に『リメイク映画の創造力』(水声社、2017年)、『川島雄三は二度生まれる』(水声社、2018年)、翻訳書にポール・アンドラ『黒澤明の羅生門——フィルムに籠めた告白と鎮魂』(新潮社、2019年)、共著に『ポストメディア・セオリーズ——メディア研究の新展開』(ミネルヴァ書房、2021年)、『韓国女性映画 わたしたちの物語』(河出書房新社、2022年)などがある。
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