「水をめぐる問題」が世界中で深刻さを増しています。
日本でも相次ぐ豪雨災害はもちろんですが、海面水位の上昇も悪化の一途をたどり、その一方で飲み水や生活用水・農業用水などの水不足や水質汚濁、そして国同士が水資源を奪い合う「水紛争」など問題は多岐にわたります。
国連が採択したSDGs・持続可能な開発目標の「目標6」に示された文言は「安全な水とトイレを世界中に」。
そこで今週は、「水ジャーナリスト」として国内外の水をめぐる問題と取り組みを発信する橋本淳司さんに、世界と日本の水問題の現実と、解決の糸口を伺っていきます。
未来授業1時間目、テーマは「水と時間」
◆橋本淳司(はしもとじゅんじ)
水ジャーナリスト、アクアスフィア・水教育研究所代表、武蔵野大学客員教授。
国内外を歩き、水問題やその解決方法を、さまざまなメディアで発信している。
新著『水辺のワンダー』。中国での節水教育担当者育成、インドでの雨水活用コミュニティづくりなど、国内外で水問題を解決するためのプロジェクトに参加。 学校での探究的・協働的な学び、自治体、企業の水に関する普及啓発活動の支援も行っている。
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