ニューヨークでジャズのビッグバンドを率いる音楽家・宮嶋みぎわさんは、自分の中に生まれる衝動、まるでジャズのインプロビゼーションのようなものを、大切にしています。
あなたが最近、「やってみたい」と感じた衝動はどんなことでしょう?
日々の忙しさの中に、その想いは埋もれていませんか?宮嶋さんは30歳で会社を辞めミュージシャンへ、そして38歳でニューヨークへ。ちょっと無謀に思える挑戦の中で見えてきたことについて伺います。
未来授業3時間目、テーマは『需要と供給を考えない』。
◆宮嶋みぎわ 米国NY在住の作曲家・グラミー賞ノミネートのプロデューサー・ピアニスト・チェンジメーカーで、グラミー賞の投票者。2020年NY市長室が選ぶ94組の優秀な女性芸術家のひとりに選ばれた他、2021年ジョン・レノン作曲賞ジャズ部門準優勝など、国際賞の受賞多数。上智大学卒業後、リクルート『じゃらん』編集デスクを30歳で退職し音楽家に転身した異色のキャリアの持ち主。その才能とプロデュース力を見いだされ、転身からわずか5年でジャズ界のレジェンド「ヴァンガード・ジャズ・オーケストラ」副プロデューサーに大抜擢。同バンドとの2回のノミネートを含め、プロデューサーとしてグラミー賞ノミネート4作品に参加。
2012年に38歳でNYへ移住。17人編成のジャズバンド「ミギー・オーグメンテッド・オーケストラ」で米国NYのレーベルArtistShareよりアルバム「Colorful」(2018)と音楽付き絵本「You Future Story」(2021)をリリース。国際女性音楽家団体International Alliance for Women in Music (IAWM)役員、国際ジャズ作曲家団体International Society of Jazz Arrangers and Composers (ISJAC)委員。
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