医師としてのキャリアを重ねてきた一方、テレビ出演や書籍の執筆など華々しい活動を続けるおおたわ史絵さんの「天職」は、法務省矯正局医師の仕事。塀の中の診察室で起こるドラマを描いたのが、新著『プリズン・ドクター』です。
プリズン・ドクターの使命は、犯した罪に対して懲役という労働をする彼らの健康を守り、いつか再び外の世界で生きる力を培うことです。
被・収容者たちがコロナ禍で直面した危機と、思いがけず見つけた希望、そして彼らの更生をサポートし、再び迎え入れる社会の在り方とは。
未来授業4時間目。テーマは「コロナ禍の刑務所から学ぶ、社会の在り方」
◆おおたわ史絵(おおたわふみえ)
総合内科専門医、法務省矯正局医師。東京女子医科大学卒。
大学病院、救命救急センター、地域開業医を経て2018年よりプリズン・ドクターに。医師と並行して、テレビ出演や著作活動も行っている。
近著に、薬物依存だった母親との関係を描いた『母を捨てるということ』など。
最新著書は『プリズン・ドクター』(新潮新書)。
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