2012年、東日本大震災の津波被害を受けた石巻市の缶詰工場を追いかけたドキュメンタリー作品で監督デビュー。
海外の映画祭でも高い評価を受け、30代後半と遅咲きながらドキュメンタリー監督として独立を果たした岸田さん。
その後は、自ら制作会社を立ち上げ、ドキュメンタリーの手法を取り入れた
企業CMやプロモーション映像の制作という新しいジャンルにも乗り出し、「映像を作る仕事」は、軌道に乗ったといいます。
ただ、本来やりたい仕事は、光の当たらない人たち、知られざるストーリーを取材してドキュメンタリーを作ること。
岸田さんがそんな想いに立ち返った頃、海の向こう・台湾で大きな出来事が起こりました。
未来授業3時間目 テーマは「それは取材か、旅行か」
◆岸田浩和
京都市生まれ。2012年発表の短編「缶闘記」で監督デビューし、5ヶ国8箇所の映画祭に入選。Yahoo! CREATOR’S、スマートニュース、VICE メディアジャパン、Yahoo!ニュース特集などに、独自企画の取材作品を掲載。2015年に株式会社ドキュメンタリー4を設立し、2016年発表の「桜田最後の100日間」は、ニューヨーク市フード映画祭で最優秀短編賞・観客賞を受賞、シアトル国際映画祭・コンペティション部門ノミネート。現在は、ゲーム会社を舞台にした長編ドキュメンタリー作の公開準備中。ナイジェリアのサッカーや水産資源問題、在日外国人に関するドキュメンタリーを長期取材中。関西学院大学や複数の映像学校で講師を務める。
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