「ブルーピリオド」 「映画 クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記」 「ボレロ 永遠の旋律」 「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」
■サムネ画像は:映画「ブルーピリオド」©山口つばさ/©2024映画「ブルーピリオド」製作委員会115分
■産経新聞の映画担当記者が試写会で見た4作品をレビューします。
■「ブルーピリオド」
人気漫画の映画化。最難関の美大合格を目指す若者たちがしのぎを削る姿を描いた青春美術映画。タイトルはピカソの「青の時代」から転じて、孤独で不安な青春時代を意味するそうだ。そのブルーな世界観を萩原健太郎監督が巧みに描いた。眞栄田郷敦(ごうどん)は、主人公の矢口八虎(やとら)を予想外の武骨さで演じた。不器用だが信念を貫き、困難を突破し続ける魅力的な人物に見せる。
■「映画 クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記」
「クレヨンしんちゃん」劇場映画の31作目。恐竜を現代によみがえらせたテーマパークがオープン。そこから逃げ出した小さな恐竜ナナは、しんのすけたちと出会う。実はナナはパークの重大な秘密を握っており、しんのすけたちはナナをめぐる危険な争奪戦に巻き込まれる。
■「ボレロ 永遠の旋律」
わずか2種類の旋律が楽器を替えて17分間にわたり繰り返される「ボレロ」。耳に残る、あのリフレインを多くの人が知っている。現在、この曲は世界中のどこかで15分ごとに演奏されているという。フランスの作曲家、モーリス・ラヴェル(1875~1937年)がこの不朽の名曲を生み出すまでの過程と、その後を描いた伝記映画。ラヴェルを仏俳優、ラファエル・ペルソナが演じている。
■「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」
櫻坂46の藤吉夏鈴(かりん)の映画初主演作品。スパイ目的でいやいや新聞部に入部させられるが、やがて記者魂に火がつき、理事長の不正に迫っていくヒロインの姿を、コミカルだが力強く描く青春映画だ。初主演で初々しい藤吉を、共演の高石あかり、久間田琳加(くまだ・りんか)、中井友望(とも)という若手実力派が支える。物語とシンクロする構図がおもしろい。
■ナビゲーター 德重翠(木村きょうや声優・ナレータープロ養成塾)
■「シネマプレビュー」では、産経新聞文化部の映画担当記者が試写を見た感想を率直にレビューします。メジャーな作品から、上映館数の少ない玄人好みの作品まで、幅広くセレクト。単館上映の作品は観るのをためらいがちですが、記者による踏み込んだ感想で「観に行きたくなる」こと必至。新聞社としての信頼と自信を持って魅力をお伝えします。
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