全4回でお送りする4月の特集『見える音、聞こえる風景』では、ウェブ版「美術手帖」編集長の橋爪勇介さんと、THEATRE for ALL LAB編集長/ボイスパフォーマーの篠田栞さんをゲストにお迎えし、字幕・音声ガイドをはじめとするインクルーシブな取り組みや、音を用いたインスタレーションなど、文化芸術への多様なアクセスが生まれているなかで、アートや舞台・映画・映像などにおける「聞くこと」「見ること」の関係について取り上げます。
ゲストお二人の活動を通して「鑑賞」について考えるうえで気になるトピックスとして、今回は、「THEATRE for ALL」や「THEATRE for ALL LAB」でのインタビューやディスカッションの中で感じる、見ること聞くことの多様性について、そして視覚表現であるアートに関する媒体の「美術手帖」が始めた音声メディアであるpodcast番組「instocial」についてお話しいただきました!
例えば自分とそこにいる誰かが全く違う特徴を持つ人間であるのと同じように、耳が聴こえない・目が見えないといった身体的な特徴にもグラデーションがあることから、鑑賞へのサポートにもお気に入りを見つけられるくらい選択肢がある状態にしたい、と話す篠田さん。
橋爪さんもまた、MCを務めるpodcast番組「instocial」では、その語源が「install」と「social」の造語であるように、異分野とアートを接続する「アートと社会」を方針とし、番組を通してアートへの多様な入り口を模索・提案されているといいます。
他にも、手話は通訳ではなく言語であるという概念や、長井さんの質問から発展した「浮かび上がってくるいろんな身体」について。さらには、ラジオにまつわるゲストお二人の意外なエピソードや、音声メディアのMCを務めることについて武田さんと橋爪さんが感じることなど、様々なトークが繰り広げられました!ぜひお聞きください!
番組では、エピソードとゲスト&パーソナリティの選曲を織り交ぜたSpotifyプレイリストを更新中です!ぜひ「My Library」への登録お願いします!
https://open.spotify.com/playlist/6EY8LFSdS7B0OOl5wxldXr
「MOTION GALLERY CROSSING」は、編集者の武田俊と演劇モデルの長井短が、日本最大級のクラウドファンディングサイト「MOTION GALLERY」のプロジェクトを紹介しながら「これからの文化と社会のはなし」をゲストとともに掘り下げていくラジオ番組。東京・九段ハウスの提供でお送りいたします。
<ウェブ版「美術手帖」>
https://bijutsutecho.com/
<THEATRE for ALL LAB>
https://basic.motion-gallery.net/community/theatreforalllab/
<九段ハウス>
https://kudan.house/
<Hot Projects>
「歌手 高木いくの 新たなソロユニット「イクノリリィスキア」
ニューアルバム制作プロジェクト」
https://motion-gallery.net/projects/ikunolily
<clubhouseにて番組スピンオフやってます!>
・「今週の文化と社会のはなし」
・clubhouseにて「MOTION GALLERY 大高」を検索&フォローお願いします
<ご意見・質問お待ちしてます!>
番組のハッシュタグ #mgc
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