今週の講師は、フォトジャーナリスト、渋谷敦志さんです。
伝説の写真家、一ノ瀬泰三に憧れて、報道写真の道に。国境なき医師団との関わりからアフリカに向かい、以来20年に渡って、アフリカを取材し続けてきました。アフリカ南部の国アンゴラでは1970年代から続く内戦が2002年にようやく集結しました。けれども、長年の内戦で日常生活は失われ、多くの人が難民に。渋谷さんのカメラはその過酷な現実を捉えています。
未来授業3時間目、テーマは『オーガニックな写真を目指して』
渋谷敦志(しぶや・あつし)
1975年大阪生まれ。写真家、フォトジャーナリスト。
立命館大学産業社会学部卒業。 ブラジルの法律事務所で研修し、ブラジルを旅する。卒業後、ホームレス問題を取材したルポで国境なき医師団主催の1999年MSFフォトジャーナリスト賞を受賞。それをきっかけに、アフリカへの取材を始める。2002年、London College of Printing卒業。現在東京を拠点に活動。日本写真家協会展金賞、コニカミノルタフォトプレミオ、視点賞・視点展30回記念特別賞など受賞。新聞や雑誌への寄稿や、著書等多数。ノンフィクション『まなざしが出会う場所へ——越境する写真家として生きる』を新泉社より刊行。また、2019年5月31日(金)~ 2019年6月13日(木)六本木の「富士フィルムフォトサロン東京」で渋谷敦志写真展「渇望するアフリカ」が開催中。
http://fujifilmsquare.jp/photosalon/tokyo/s2/19053102.html
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