未来授業。今週の講師は、ジャーナリスト、安田純平さんです。
安田さんは2015年、シリア取材中に武装勢力に拘束され、およそ40カ月にわたって、シリア国内を転々としながら監禁され続けました。シリアでは、2011年から内戦状態が続いています。圧政を続けるアサド政権と反政府勢力の対立は武力紛争に及び、ロシアなどの大国を巻き込んで、いまも終決のめどが立たない状況です。被害は一般市民にも及び、内戦による死者は37万人を越えます。
未来授業2時間目、テーマは『シリア内戦8年、報道と自己責任』
安田 純平
1974年埼玉県生まれ。一橋大学社会学部卒業後、信濃毎日新聞に入社。在職中に休暇をとりアフガニスタンやイラク等の取材を行う。2003年に退社、フリージャーナリストとして中東や東南アジア、東日本震災などを取材。2015年6月、シリア取材のためトルコ南部からシリア北西部のイドリブ県に入ったところで武装勢力に拘束され、40か月間シリア国内を転々としながら監禁され続け、2018年10月に解放された。著書に『誰が私を「人質」にしたのか』(PHP研究所)『ルポ 戦場出稼ぎ労働者』(集英社新書)など。
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