今週の講師、渡航医学専門家の勝田吉彰さん。
外務省医務官=ドクトル外交官として、中国でSARSが大流行した際には、北京で在留邦人社会へのリスクコミュニケーションにあたりました。
リスクコミュニケーションは あるリスクについて直接的に、または間接的に関係する人々が意見を交換することで、どちらかの一方向では成立しません。
コロナ禍での日本の政府の対応を、このリスクコミュニケーションという視点でみていくと、問題が浮き彫りになっていきます。
未来授業4時間目。
テーマは…
『コロナ禍のリスクコミュニケーション』
◆勝田吉彰 (かつだよしあき)
関西福祉大学教授 渡航医学専門家
1994年から、スーダン、フランス、セネガル、中国と、アジア、アフリカ、欧州で12年間、外務省医務官を務める。
北京でSARSが大流行した際には、ちょうど北京の大使館医務官として在留邦人社会へのリスクコミュニケーションにあたる。
退官後は関西福祉大学教授としてメンタルヘルス・渡航医学系および国際系科目を担当。
view more