今週の講師は、インターネットのサイト、『デイリーポータルZ』編集長の
林雄司さん。コロナ禍が人々にもたらしたものは、病気そのものへの恐れはもちろん、生活への不安、そして何よりも、自由に働くことができないという閉塞感でした。
インターネットサイト『デイリーポータルZ』が売りにしているのは、“屋内で撮れる写真も、わざわざ外に出て撮影する”というスタンス。
気になる人に出会い、気になるものを試す。
外に出ることで人々の好奇心を満たし、笑いを届けることがその最大の使命です。
コロナ禍が社会を席巻している今、テレワークはその使命を考える新たな原動力になりました。
未来授業4時間目、テーマは『大切なのは、まじめにならないこと』
■林 雄司(はやし ゆうじ)
デイリーポータルZ(DPZ)編集長であり、シリーズ累計150万部のベストセラー『死ぬかと思った』の著者。
1971年、東京都練馬区生まれ。埼玉大学教養学部(専攻:コミュニケーション論)卒業後、富士通グループのジー・サーチに入社。会社勤めの一方、インターネット黎明期の1996年に個人サイト「東京トイレマップ」「Webやぎの目」を立ち上げて雑誌やテレビで話題となる。ニフティに転籍後の2002年、個人サイトで培ったスピリットを生かし、DPZを立ち上げる。編集長として編集部&ライターのチームを束ねる一方、自身も記事執筆やデザイン、コーディング、動画編集、イベント企画などをおこなう。「面白いだけかと思ったらちょっと役に立つこともある。これは役に立つかもと思って読むとそうでもない」コンテンツを発信しつづけ、DPZは月間最高2000万PVを誇る人気メディアに。2017年、東急グループのイッツ・コミュニケーションズに転籍。会社員でありながら多岐にわたる活動を続けている。
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