“ダイバーシティ”・・・日本語では“多様性”といわれる考え方は、近年、日本社会でも、折に触れて言われるようになっています。
人種や性別、社会的、経済的背景など様々な違いを認め合おうというものですが、今週の講師、伊藤亜紗さんは、その言葉が当たり前のように使われる中で、気になることがあるといいます。
未来授業3時間目、テーマは 『個人の中に、多様性を見出す』
◆伊藤亜紗(いとう あさ)東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授。マサチューセッツ工科大学(MIT)客員研究員。専門は美学、現代アート。もともと生物学者を目指していたが、大学3年次より文転。東京大学大学院人文社会系研究科美学芸術学専門分野博士課程修了(文学博士)。主な著作に『ヴァレリーの芸術哲学、あるいは身体の解剖』(水声社)、『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(光文社)、『目の見えないアスリートの身体論』(潮出版社)、『どもる体』(医学書院)、『情報環世界』(共著、NTT出版)著書「記憶する体」(春秋社)を中心とした業績で第42回サントリー学芸賞(社会・風俗部門)を受賞
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