人生を楽しむ天才、“ブラジリダーヂ”が色濃く表れているのがサンバなら、ボサノヴァはサンバから生まれて、サンバの対極へと育ったパステルカラーのハーモニー。加えてオンビートで繰り返されるリズムと合わさることで、ボサノヴァには気持ちを安定させる効果があるのではないかと、小野リサさんは言います。未来授業ではこのことを小野リサさん公認のもと“ボサノヴァダーヂ”と名付けました。
コロナ禍で不要不急の外出が制限される中、多くのミュージシャンが発表の場を失いましたが、そんな中、一早く自宅からオンライン・ライブを
はじめた小野リサさん。切っ掛けは高校生の息子さんだったそうです。
小野リサさんが音楽とともに発信したものは何だったのでしょうか。
未来授業3時間目、テーマは「ライン上の “ボサノヴァダーヂ”」。
◆【小野リサ(おの りさ) プロフィール】
ブラジル・サンパウロ生まれ。10歳までブラジルで過ごし、15歳からギターを弾きながら歌い始める。 1989年アルバム「カトピり」でデビュー。ボサノバの神様 アントニオ・カルロス・ジョビンや、ジャズ・サンバの巨匠 ジョアン・ドナートら著名なアーティストとの共演や、ニューヨークやブラジル、アジア各国での公演も積極的に行っており、海外においても高い評価を得ている。1999年アルバム「ドリーム」が20万枚を越えるヒットを記録。2013年にはブラジル政府よりリオ・ブランコ国家勲章を授与。日本におけるボサノバの第一人者。
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