今週は、1月23日東京と福島をつないでリモートで行われた収録会『次世代と考える放射線に関する情報発信』の模様をお届けします。
東日本大震災から10年。福島県では復興に向けた歩みが着実に進んでいます。しかし震災に対する人々の関心は薄れつつあり、また福島県から遠い場所ほど情報が伝わりにくい状況にあります。
そんな中行われたこの企画は福島県内外の大学生たち、関連分野の専門家がこうした情報をどう伝えるか。そして、どうすれば伝わるのかを共に考える機会として行われました。
今日はその中から、福島県立医科大学総合科学教育研究センター 教授 後藤あやさんによる講義の模様です。後藤さんは福島における妊娠と育児に関する調査結果などをもとに情報が「伝わる」ために重要な要素を解説してくれました。
未来授業1時間目。テーマは「情報を共に作る
◆後藤あや
福島県立医科大学 総合科学教育研究センター 教授
専門分野はヘルスリテラシー、国際保健、母子保健、公衆衛生学、疫学
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