「この10年に生まれた東北発のアイデア」を映し出し「次の10年をみんなで考える」ためのプロジェクト『Think Next 10Years』から東北に関わる企業やベンチャーのキーマンたちの声をお届けします。
震災後の被災地では、新たな課題解決とビジネスにつながるローカルベンチャーが数多く生まれました。その1つが被災地の若者にプログラミング教育の場をつくる「イトナブ」です。代表を務める古山隆幸さんは「震災10年後の2021年までに、石巻から1000人のプログラマーを育成する」と目標を掲げ、今では有名企業へIT人材を多く輩出するなど実績をあげています。
古山隆幸さんが語る未来授業、3時間目。今日のテーマは 『イトナブ発 次なる10年のアイデア』
◆古山隆幸(ふるやま・たかゆき)
(株)イトナブ 代表取締役/(一社)ISHINOMAKI2.0理事
1981年、宮城県石巻市出身。高校卒業と同時に地元を離れ東京でIT事業を起こす。東日本大震災以降は東京と石巻を行き来する日々を続け、母校である宮城県立石巻工業高校や近隣の高校においてソフトウェア開発の授業を行う。同時に若者であれば誰でもが気軽にプログラミングを学べる「イトナブ」を立ち上げ、小学生から大学生を中心にプログラミングについて学べる環境づくりや、尖った若者が育つ環境づくりに人生をそそぎながら「触発」「遊び」というキーワードで石巻を新しい街にするべく活動中。
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