今週の講師は、東京工業大学 リベラルアーツ研究教育院 教授の柳瀬博一さん。
「日経ビジネス」記者、「日経ビジネス オンライン」の広告プロデューサーを経て2018年から現職。学生たちにメディア論を教えながら、書籍の執筆、ラジオパーソナリティなど様々な活動を続けています。
そんな柳瀬さんが、昨年11月に発表した書籍「国道16号線 日本を創った道」。
この本で柳瀬さんは、東京を中心とした日本の文明や歴史を作ったのは「国道16号線である!」という大胆な説を展開しています。
狩猟採集時代の人々や、中世の武士たちが拠点にしやすい地形が集中し、明治の近代化の核となった産業や思想をもたらした国道16号線。
その影響力は、20世紀から現代の日本の音楽にも繋がっている。
柳瀬さんはそう話します。
未来授業3時間目。テーマは「米軍キャンプと16号線」
◆東京工業大学リベラルアーツ研究教育院 教授(メディア論)。1964年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、日経マグロウヒル社(現・日経BP社)入社、「日経ビジネス」記者を経て単行本編集に従事。『小倉昌男 経営学』『日本美術応援団』『社長失格』『アー・ユー・ハッピー?』『流行人類学クロニクル』『養老孟司のデジタル昆虫図鑑』などを担当。「日経ビジネス オンライン」立ち上げに参画、広告プロデューサーを務める。2018年3月日経BP社退社後、現職。共著書に『インターネットが普及したら僕たちが原始人に戻っちゃったわけ』『「奇跡の自然」の守りかた』『混ぜる教育』など。
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