「カブール陥落の衝撃。アフガニスタンはテロ組織の拠点になるのか!?」
■カブール陥落の衝撃■
イスラム主義組織タリバンが日曜日、アフガニスタンを掌握。これにより、およそ20年に及んだアフガン戦争は、アメリカの敗北で終わりました。
アメリカの敗北により、アフガンはテロ組織の温床となり、中東やヨーロッパ、ロシアに潜む過激派が勢いづく可能性も。
これが意味するのは、世界が深刻なテロの脅威に怯える時代が到来するのではないか、ということです。
2011年の911、アメリカ同時多発テロを思い出してください。旅客機がワールドトレードセンタービルに突っ込む姿など。アフガニスタン国内では、民主主義とは相容れないイスラム原理主義国家の建設が進み、女性の人権が蹂躙される恐れもあります。さらに経済的には、タリバンの政権移行で混乱が深まれば、地理的に近い中東・中央アジアなどの石油やガスなどの資源国にも波及の恐れ。
今日は、カブール陥落という歴史的な事件に揺れる、アフガニスタンの今後についてふかぼりします。
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