八節は、「天一国主人、私たちの家庭は真の愛を中心として、成約時代を迎え、絶対信仰、絶対愛、絶対服従によって、神人愛一体理想を成し、地上天国と天上天国の解放圏と釈放圏を完成することをお誓い致します」です。家庭において心と体が一つになった夫婦となり、王家ができなければなりません。これが神様の創造理想であり、成約時代の完成であり、新しい家庭の出発だということを知らなければなりません。男女が真の愛で一つになった家庭は、王権に属するのです。本来、アダム家庭は王家を意味します。そこから氏族王、民族王、国家王が出てくるのです。そうすれば、自動的に永遠の霊界まで進んでいきます。地上で、その国に永遠に連結されるのです。それが成約時代です。
成約時代は、新しい時代に進入することを意味します。家庭から氏族、民族、国家、世界まで、一つの平和世界を成し遂げられる、統一された世界になる時をいうのです。したがって、これは全体を代表するのです。家庭単位に限定させるのではありません。世界を越え、全体を越えてこそ、成約時代に行くのです。四大心情圏と三大王権を完成した新しい家庭を通して、世界の版図を越え、成約時代の型を備えるようになるとき、一つの世界、すなわち平和の理想天国の世界になるのです。
皆様。絶対信仰、絶対愛、絶対服従、これが神様の創造理想です。神様は、絶対信仰の上で万物をつくり始めました。絶対愛の対象のために、創造を始められました。絶対服従の基準で、神様御自身の意識観念がない状態で宇宙万象を創造されたのです。完全にゼロです。完全に無の境地です。無に帰ることによって、自動的な循環運動が起きるのです。すべて完全に与えて何もないので、私のもとに戻ってくるのです。これが宇宙運動の起源になっています。完全に投入したのちには、完全に戻ってくるのが原理です。
したがって、自己主張をしてはいけません。そのようにすれば悪魔的な存在になるのです。皆様の五官を通るすべてのものが、サタンの利用物になってはいけません。神様の目の代身、神様の鼻の代身、神様の口の代身、神様の足の代身、神様の手の代身として、絶対信仰を中心として絶対愛で愛し、絶対服従する基準を立てて生きてみてください。そのような人には、いつでも神様が同情して協助されるのです。自分がないところには、神様が共にいらっしゃるのです。
皆様。神様は、御自身を絶対投入して愛の絶対対象をつくられました。愛の実体対象が必要なのでつくられたのです。地上世界はもちろん、天上世界でも、実体がなければ実体の子女に相対できないので、形状として体をまとわなければならないということです。これが完成した真の父母の形態です。そして、神様は、地を中心として愛する愛の対象が必要だったために創造の摂理をされたのです。その基台の上に神様は、御自身の絶対対象として造られた人間をして、永存できるようにするために、繁殖の機能を許諾されたことを知らなければなりません。これが神様の三大創造要素です。
神様は、愛の根であり、生命の根であり、血統の根であり、地上天国と天上天国の根です。堕落がなかったならば、アダムとエバが結婚する時、神様は、アダムとエバの心の中に入っていって、彼らと一体的な愛を成し遂げていたはずです。神様は縦的な真の父母であり、アダムとエバは横的な真の父母になっていたことでしょう。そのような二つの父母の血肉を受けて生まれた人間の心は縦的な自分になり、体は横的な自分となって、一心、一体、一念、一和の人生を営むことができていたでしょう。
このように、神人愛の一体圏を形成することによって、心身一体を完成した子女は、神様の息子、娘になるのです。神様の王子、王女になれば、神様と父子の関係となり、神様の全体を相続できるようになります。このような子女が、真の愛を中心とした夫婦一体を完成すれば、神様に侍って暮らす家庭になり、その家庭は、平和と理想の基地になるのです。半分の男性と女性が一体になり、完全な神様の相対として、神様の理想的愛を完成させる基地になるということです。
言い換えれば、真の愛を中心として、神様は、人間を無限の価値の存在として完成させることによって、神様も真の愛を完成し、永遠の理想の愛が宿る創造理想世界を完成されるようになるという意味です。
神様とアダム家庭を中心として見れば、神様は一代の祖、アダムは二代の祖、アダムの子女は三代の祖の位置を形成するようになっていました。神様は祖父母の位置であり、アダムは父母の位置であり、子女は息子、娘の位置だというのです。同じように、皆様の家庭でも三代が一つの家庭に安着すれば、祖父母は、天上天国の神様の位置であり、本然の地上世界と天上世界の王と女王の位置であり、父母は、現在の地上天国を代表する中心の王と女王の位置であり、子女は未来を代表する地上天国と天上天国を相続する王子、王女の位置なのです。
このように、アダムの一族は、神様を中心とする王族となって暮らし、天国に移動して永遠の世界に移されるのです。これが、人間が成就しなければならない目的です。祖父と祖母は天を代表するので、神様に侍るように祖父母に侍り、父母には現在の世界の王のように侍り、子女に対しては未来の王子、王女のように愛し、そのように暮らしてから行く所が天国だというのです。そこにおいてのみ、人間の欲望と希望、そして幸福が完成するようになります。
「家庭盟誓」の八節は、地上天国に入る方法を提示しています。絶対信仰、絶対愛、絶対服従の人生を通してこそ可能な道です。創造当時、神様もエデンの園で絶対信仰と絶対愛で絶対投入し、絶対服従された基準があったからです。
皆様。良心は、父母に優り、師に優り、神様に優ります。多くの人々がそのような価値を知らずにいます。体が良心を思いどおりにしています。堕落した世界である享楽の世界では、そうです。お金にばかり頼って暮らせば、享楽に流れていってしまいます。男女間の乱雑な愛の関係をつくり出していくのです。それで、減んでいきます。絶対信仰、絶対愛、絶対服従をして神人愛一体圏の愛が形成され、堕落していない時の神様と人間が完成して一体圏が形成されなければならなかったのですが、それをすべて失ってしまいました。
ですから、その一体圏、すなわち地上・天上天国を建設しなければなりません。解怨しなければなりません。恨を解かなければ解怨ができません。それを先生が内外ですべて解決してきました。それを復帰の完成と言うのです。復帰を完了したのです。今、それを宣布しています。終わりをきちんと締めくくらなければならないからです。
天の伝統が家法愛する祝福家庭の皆様。皆様はこれから、神様から受けた純粋な真の血統を、どのように保全するかということが問題です。汚染されていないエデンの園でも堕落があったのに、この邪悪で汚れた罪悪世界で純粋な血統を保全するということは、決して容易なことではないでしょう。罪悪世界に根をおいて生まれた一世の父母たちは苦労したとしても、祝福を受けて生まれた二世の子女たちには、汚染されることのない、清くて純粋な環境をつくってあげなければならないのが皆様の責任です。
したがって、皆様の家庭は、因習に染まった、習慣的で世俗的な家庭であってはいけません。どのように暮らすことが、未来のために正しく暮らすことなのでしょうか。子孫を徹底的に教育しなければなりません。子孫に残してあげられる、手本となる生活を送らなければなりません。いくら難しい荒野路程を歩むようになったとしても、イスラエル民族がカナン七族と闘って勝ったように、闘って必ず勝利しなければなりません。父母は、死ぬとしても、天道を植えつけてから逝かなければならないという意味です。皆様の人生が、天のために生き、真の父母様のために生きる人生になれば、皆様の子女は、天運を受けて自動的に天の伝統を相続されるようになるでしょう。イスラエル民族がカナンを復帰したのちに滅亡してしまったのは、彼らが既存の環境に同化して習慣化してしまったためです。彼らは、より良く生き、より良く食べて、贅沢をする生活に幻惑されました。彼らは、権力を貪り、知識優先主義に流れました。異邦人でも、お金持ちの家ならば結婚しました。結局、彼らは、選民の精神を売り渡すようになり、天の伝統まで失ってしまったのです。
「家庭盟誓」が教えてくれる教訓は、天宙主義です。個人主義ではありません。現実の様々な困難を避けていては、生きていけないでしょう。現実を果敢に撃破して、勝利を勝ち取らなければなりません。その武器が、正に「家庭盟誓」の伝統で武装された皆様の家庭です。皆様一代だけを中心とする家庭ではありません。少なくとも三代圏を成し遂げて、確固不動たる天の伝統を立てなければなりません。子々孫々、選民の真の血統が流れる一族を定着させなければならない使命があるという意味です。
祝福家庭の皆様は、真の愛の基台を広げて万民の心情を集め、ろうそくの明かりをともして香を焚きながら祈りを捧げ、天と地、そして万民と共に、真の愛の関係を結んで暮らしてから死のう、という家庭にならなければなりません。そのような家庭になれば、どのような患難が襲ってきても、神様がその家庭を保護してくださるでしょう。天が種として残したい家庭が、そのような家庭だからです。
皆様全員が、「家庭盟誓」に立脚した真で善なる家庭の伝統を立て、必ず勝利してください。後天開闢の時代を生きていく皆様の人生は、勝利者の歩みにならなければなりません。環太平洋圏時代の明るい太陽が、皆様の歩みを照らしてくれています。この祖国の地、大韓半島に真の生命と真の愛、そして真の血統の根源である神様が共にお住みになり、神様が永遠の価値の祝福を下さった真の父母様が、皆様を導いています。今、皆様の前途には不可能がないことを、はっきりと知ってください。神様の祝福が、皆様と皆様の家庭に永遠に共にあることを願います。
Create your
podcast in
minutes
It is Free