皆様。結婚はなぜするのでしょうか。一言で言えば、神様の姿に似るためです。神様は、二性性相で存在される方として、二性が合体化した一体的存在でいらっしゃり、神様の分性的人格が男性と女性なので、彼らが合性一体化して種のようになり、神様の本性の位置に戻らなければならないのです。結婚の最高の神性を私たちは謳歌しなければなりません。男性と女性が愛し合える道は、結婚生活だというのです。結婚によって一つとなり、誰に似ようというのでしょうか。神様に似ようというのです。男性と女性が一つになってこそ、御自身の形どおりに造られた神様に似るのです。そのようになってこそ、神様が臨まれるのです。
男性は天を象徴し、女性は地を象徴します。したがって、男性と女性が合わさって調和を形成し、平和を成就しなければなりません。天地合徳(和合)とは正に、夫と妻が神様の真の愛を中心として、完全一体を完成した境地のことを意味するのです。夫と妻が真の愛で抱擁するのは、宇宙が一体を形成することと同じです。神様の理想の中で形成される創造本然の姿がそうなのです。
結婚は、世界と万民を愛する訓練を受けるためにするのです。結婚式というものは、愛の顕現を意味すると同時に、創造権と主管権が賦与されることを意味します。したがって結婚の目的は、世界を代表した男性と世界を代表した女性の心の世界を一致させようということであり、男性と女性の愛を完成させようということです。結婚生活を通して愛の完成と心の完成を達成したならば、家庭理想を実現したと見ることができます。そのような土台の上で死ぬならば、皆様は間違いなく天国に入っていくのです。
なぜ結婚が重要なのでしょうか。真の愛を訪ねていく道だからです。生命を創造する道だからです。男性と女性の生命が一体になる道であり、男性と女性の血統が混合する道だからです。結婚を通して歴史が生まれ、その基盤の上に国家も生まれ、理想世界も始まるのです。結婚は、自分よりも相対のためにするという信念をもってしなければなりません。自分本位に立派で美しい人をもらおうというのは、誤った考えです。人間は、他の人のために生きるように生まれたという原則を知れば、結婚も当然、相対のためにしなければならないということが分かるでしょう。
いくら醜い人でも、世界最高の美人よりもっと愛そうという信念をもつのが、原則的な結婚観でなければなりません。人間として生まれ、自分の相対を神様のように愛し、人類を愛するように愛し、世界の誰よりも愛そうという覚悟がなければ、夫婦として天の国に復帰できないのです。一人の男性として、一人の女性を真に愛することができない人が、どうして神様と人類を愛せるでしょうか。
結婚は、幸福の宮殿の門を開いて入っていく儀式だと言えます。そのような意味で、結婚は人倫の大事になります。愛は時空を超越して存在し、役事(働き)するので、人間社会の出来事の中で最も偉大なものであり、結婚は正に、そのような愛を現して確認する儀式になるのです。
尊敬する貴賓の皆様。今晩、私は真の愛と真の結婚に関する天の教えの一端をお伝えしました。新婚の夫婦でも既婚の夫婦でも、皆様は今、天の印を押された真の夫婦としての道を歩むように、天の命令を受けました。
皆様は真の父母との関係によって真の愛の種を受けたので、真の結婚生活を通して真の実を生産する真の夫婦になってください。真の父母になってください。真の家庭を築いてください。真の国家を建ててください。天運が皆様を助けるでしょう。ぜひ、天の期待に添う真の愛の生活を実践されることをお願いしながら、これで私の話を終えようと思います。ありがとうございました。
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