貴賓の皆様。私の自叙伝は、平凡な一人の人間の人生を記録したものではありません。神様のみ旨を成就していく真の父母様の緊迫した人生の日々が赤裸々に描かれている、真の父母様の告白書であり、日記帳であり、人類救援のためにサタンとの闘いにおいて、血みどろの闘いを展開してきた戦勝記録なのです。
霊界と肉界を行き来しながら、地球星の軸をつかんで格闘してきた真の父母の汗の滴が結実しているのです。汗は地のために、涙は人類のために、血は天のために流そうという覚悟で、数限りなく生死の峠を行き来しながら歩んできた、真の愛と真の家庭の標本であり、座標です。
きょう、皆様は、どうぞ心の扉を開いて、私の自叙伝を精読してください。人類救援の孤独な道を歩んでいる私の手をつかみ、皆様と皆様の家庭の永生はもちろん、かわいそうな人類の永遠の生命を神様のみ前に取り戻してさしあげましょう。
皆様。私たちすべての究極的目標は、神様を生活の中心にお迎えして生きる「神の国」と、「神の義」を探し立てることです。イエス様が強調された「神の国」とはどのような国でしょうか。それは、祖父母、父母、子女の三代が調和して、互いに信じ、尊敬し、頼り合って、愛で一つになって暮らす真の本然の理想家庭と同じ実相である平和理想王国を意味するのです。すなわち、人類が今までユートピアとして願ってきた神様主権の国が、正に「神の国」なのです。そのような伝統と法度を最もよく教えてきた国が韓国です。五千年の歴史を通して継承してきた、三代圏が一つの家族として共に暮らしていく韓国的伝統の大家族主義制度は、人類の行くべき家庭倫理の座標を示したものです。ですから、いち早く天は韓国を天一国の中心国家として準備してきたのです。
また、人類が一つの家族になり、お互いに心の壁を崩し、天宙的次元で国家間の国境までも除去しようという共生共栄共義社会の実現運動も、このように真の父母を中心とした真の血統が連結した一族の一つの家庭から始まります。したがって、私たちが真の家庭を探し立てることは、この地において神様を中心とする天宙平和王国の創建を早める摂理的召命なのです。
今日、私たちが生きているこの時代は、歴史的な一大転換期です。歴史を変え、霊界と地上界を一つにして、神様が太初から願ってこられた理想天国をこの地上に創建しなければならない天宙的大革命期です。これ以上、延期したり延長したりする時間はありません。
天は既に二〇一三年一月十三日を「基元節」として宣布しました。実体的天一国の始発であり、起源となる日が正にその日なのです。二年しか残っていません。
したがって、人類は今、天の命令に謙虚な姿勢で従順に従わなければならない時です。平和の王であられる神様の実体として地上界で摂理を経綸していらっしゃる真の父母様の導きに従い、平和世界の定着を完成、完結、完了すべき宿命的な時間が、きょうの私たちの前に近づいてきたのです。
天のメッセージである実体み言宣布大会のみ言貴賓の皆様。このような深刻で貴い時代を迎え、皆様の人生にも、今や革命的で天宙的な変化が訪れるべきでしょう。そのような意味で、これまでの二年間、全世界の人類に宣布し、教育してきた「天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会」の結論部分を要約し、天のメッセージとしてお伝えしようと思います。
第一に、まず家庭の中で神様を中心にお迎えし、父母と子女が完全に一つになる教育を毎日実践しなければなりません。家庭において父母と子女が、真の父母様が下さった教材教本と真の父母様の自叙伝などを共に訓読して一つになる家庭教育を、徹底して行いなさいということです。
第二に、父母と子女が神様を中心に絶対父母と絶対子女の基準を立て、絶対家庭を立てなさいということです。天は既に重生と復活の昇華権の恩賜を家庭単位まで許諾されました。神様のもとで父母と子女が完全一体になれば、その恩賜を受けることができるので、絶対家庭を立てなさいというのです。
第三に、真の父母様の御在世時に、神様と真の父母様を中心とする勝利圏の太平聖代を開かなければなりません。真の父母様の血と汗がにじむ苦難の恩賜により、人類は既に蕩減復帰時代圏を抜け出しました。今から私たちは、真の父母様の御在世時に、家庭、氏族、民族、国家、世界まで、地獄圏を解放させなければならない責任があることを忘れてはいけません。
第四に、神様が直接主管される平和時代への進入が二年しか残っていない切迫した時点だということを忘れてはいけません。「人類一家族」のビジョンを中心として、あらゆる家庭で八代までの氏族が、苦楽を共にしながら共に暮らすべき真の愛の天宙安息圏の時代に入ったという事実を肝に銘じてくださるようにお願いします。万人が平等となり、万国が兄弟国となる「神様のもとの人類一家族」の世界が皆様の目の前で展開しています。
遠大なプロジェクトのために共に祈ろうここアメリカ西部の主要地域であるフーバーダム―ラスベガス、グランドキャニオンと東欧圏のロシア、アジアのキリスト教文化圏地域、アラスカのコディアク地域を中心として推進している私の開発計画も、遠からず大きく世に知られることになるでしょう。「神様のもとの一つの家族」の理想を成し遂げるために、大きな一助となり得るでしょう。
皆様は人類のためのこの遠大なプロジェクトに参与し、共に祈り、共に汗を流す働き手となられることを願います。自叙伝で明らかにされている私の精神と皆様が一つになれば、これまで「シン•シテイ(sin city:罪悪の都市)」と呼ばれてきたここラスベガスが、神様を迎えてアベル国連の基盤を定着させる世界的な代表都市として、今後神様の真の愛が支配する「シャイニング•シテイ(shining city“輝く都市)」、さらには「サン•シテイ(sun city:太陽の都市)」となることを信じて疑いません。
貴賓の皆様。このような歴史の大転換の終着点において、希望の価値を神様のみ前に奉献しましょう。皆様と皆様の御家庭、そして皆様の国家の上に天の祝福が共にあることを真の父母様の名によってお祈りします。ありがとうございました。
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