20 皆さんは、天国の民にならなければなりません。真の父の国、真の母の国、真の長子の国があれば、そこに連結されて、天国の民が生まれるのです。ですから、「私」が天国の民であり、息子、娘であり、主人だというのです。家庭から出発して、天国の主人になります。天の皇族圏に入るのです。家庭の主人は孝子、国の主人は愛国者ですが、これが一つに連結されなければなりません。一つの道を行かなければなりません。孝子から愛国者、愛国者から聖人、聖人から聖子になるのは、一方向です。後戻りはあり得ません。神様は、一つの道を行くことを願うのです。
最初は、孝子にならなければなりません。神様が「お前が絶対に必要だ。困難な場でも幸福な場でも共にいよう」と言うことのできる私にならなければなりません。「一生の間、永遠に共にいたい」と言うことのできる、私にならなければならないというのです。誰がいくら否定し、迫害しても、皆さんはその道を行かなければなりません。天国の民になれば、そこには蕩減がありません。一度成し遂げた結果は、永遠に存続するのです。ですから、私たちに一つの希望があるとすれば、再創造されることです。
21 真の父母は、真の愛の主人です。真の父母は愛の王です。私たちは、最も貴いものを失ってしまいました。それをどのように取り戻すのかが問題です。
真の父母、真の愛、真の生命、真の血統は、サタンがいくらじたばたしても、どうすることもできません。神様のみ旨に永遠に一致するためには、神様と人類が真の愛を中心として、主体と対象の立場で、永遠の関係を結んでいかなければなりません。
私たちがこのような結論に到達できなければ、人類は神様の創造理想である真の愛を中心とした生活を営んでいくことはできません。これが原理です。誰も否定できません。ですから、真の父母が絶対に必要です。
22 アダムの堕落によって、数え切れないほど多くの塀が生じたのですが、真の父母が現れて初めて、天上世界も、地上世界も、愛を中心として塀のない道にしておきました。行くか行かないかは、自分にかかっています。真の父母によって、すべての村に高速道路ができました。
高速道路を行こうとすれば、自分の努力で車を手に入れて、訪ねていかなければなりません。真の父母によって、人類歴史の心情的世界と、霊界、肉界を塞いでいた塀が崩れたので、大きな水道のパイプを通って全家庭に水が流れ込むのと同じように、滞りなく行ける道が開かれたというのです。それで、地上と霊界の統一圏が、初めてこの基盤の上に形成されるのです。
23 今から私たちは、創造本然の夫婦であるアダムとエバの伝統的基準を確立し、創造理想の夫婦圏完成を通して真の父母となり、真の息子、娘に真の愛、真の生命、真の血統を再び相続してあげなければなりません。そのような使命が祝福家庭にあることを忘れてはいけません。真の父母になったのは、個人が家庭的勝利圏から氏族的勝利圏、民族的勝利圏、国家的勝利圏、世界的勝利圏、天宙的勝利圏だけでなく、神様の解放圏まで成就させるためなのです。
24 真の父母は家庭を収拾し、救世主は国を収拾するのです。この一つの責任があります。真の愛と真の生命の種をもって接ぎ木することによって、収拾できるのです。人類は、堕落したので、偽りの愛、偽りの生命の種を受けました。これが野生のオリーブになったので、真のオリーブから接ぎ木を受け、真の愛に連結されて、真の愛を中心とした生命を再び受け継がなければならないというのです。そのようにしなければ、真の父母の血族になれません。
25 すべての責任者たちは、自分の代身者、もしくは相続者を立てるとき、自分より優れた存在を願うのが天地創造の道理なので、主人となる人は、自分に従い、侍る最も近い息子、娘に、「自分よりも優れた人になりなさい」と言って、道を開いてあげなければなりません。サタンは、そこから落ちていくように門を閉じてしまいましたが、皆さんがそのようにすることによって、堕落した血統の痕跡がない完全、完結の本然の血統を受け継ぐことができるのです。
そうして、天の国において、統治の主人として、真の父母、真の師、真の王として、血統的に神様と父子関係を結べる位置で、「私」が信じ、実行することによって、神様が築いておいた真の父母家庭の代身者、真の父母の相続を受ける代身者として、すべてを相続させてあげられるようになるというのです。これが天地に宣言する宣言文であることを知って、実践しなければなりません。
26 皆さんも真の父母にならなければなりません。そうだとすれば、氏族的真の父母になりますか、民族的真の父母になりますか、国家的真の父母になりますか。国家的真の父母になれば、そのまま天国に上がっていくのです。個人(および家庭)的な真の父母は多くいます。ここにおいて一番の人が、氏族的真の父母に上がるのです。また、民族、国家、世界的真の父母に上がるのです。
真の家庭にならなければ、天国に入れません。天国は家庭が入るのです。天の国の編成は、家庭を連合して行うようになります。連合を通して公式をつくるのです。すべてのものが連結されて、公式をつくるのです。皆さんも完成した家庭をつくらなければ、天国に入れません。それが真の父母主義です。真の父母として行く道です。
27 聖書に「わたしは道であり、真理であり、命である」(ヨハネ一四・六)とありますが、愛が抜けています。「わたしは道であり、真理であり、命である」というのですが、それをもって何をするのでしょうか。私たちは愛を入れなければなりません。「わたしは道であり、真理であり、命であり、愛なので、だれでもわたしによらないでは,父のみもとに行ことはできない」と言わなければなりません。イエス・キリストが愛の中心者です。真の父母になることができます。体が心に似ているのと同じです。真の父母時代に入って、真の父母に似れば、神様に似るのです。
28 神様の父母の心情と同じ心情圏を自分がもって、どのように一体化するかということが問題です。天上世界や地上世界、先祖たちや霊人たちや天使世界が、すべてそれを中心として擁護し、保護するようになっているというのです。一番の問題がそこにあります。
骨髄の骨髄から神様と連結されていて、その肉身、体全体が真の愛の絆によって連結されているので、真の愛を中心として、主人と関係を結べるようになっているのです。被造世界のすべての周辺、この宇宙というものはすべて、そのような主人の前に一つとなり、主人を保護すべき立場になっているので、恨を残したまま途中で死ぬことはないというのです。そのため、「私」の骨髄から、体と私の思いすべてが一つになり、真の愛の関係の中で、万宇宙の主人の資格、神様が創造するときに願った創造理想的主人の位置に、いかに立てるかということが問題です。その主人が、神様のすべてに似た息子、娘なのです。
29 私たちには、完成概念があります。その完成をどのように成し遂げるのでしょうか。公式に従っていけばよいのです。
「このようにすれば、理想家庭を築くことができる」という公式があります。氏族、国家、世界、天宙に対する公式が、すべてあるというのです。そのような絶対公式の主人が神様です。
ですから、定着することは問題ありません。大きな公式と小さな公式が一つになって完成するのです。個人基盤、家庭基盤、氏族基盤、国家基盤、世界基盤に拡大します。そうすれば、神様のすぐそばに立つのです。
中心というのは、縦的に霊界と通じることを意味します。皆さんが、神様の息子、娘だというのです。神様に似た子女です。神様は、心と体が一つになっています。
しかし、皆さんの心と体は、今も闢っています。いつ統一されますか。一つになる過程、中間の立場にいるというのは、完成できなかったことを意味します。ですから、謙虚になり、他のために尽くそうとし、献身しなさいというのです。
「私は真の父母様の代表者である。私は神様と一つに連結されている。私はチャンピオンである」という観念をもっていれば、皆さんは中心の位置に立つことができます。「私」は第二の創造主だというのです。個人完成は問題ないということです。家庭完成も問題なく、氏族完成も問題ないのです。国家を越えて影響を及ぼすこともできます。国境を越えて隣の国と連結できるというのです。
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