神様は、人間の先祖であるアダムとエバが堕落したため、イエス様をメシヤとしてこの地に送り、救援摂理をしようとされたが、イスラエル民族とユダヤ教が不信して責任を果たせないことにより、再び韓民族の中に人類の救世主、再臨主として真の父母様を送られた。
神様の救援摂理を担当することになる真の父母様の聖誕は、その意味から見るとき、神様の摂理史における大事件であるがゆえに、多くの前兆があった。真のお父様の聖誕に先駆け、生家の前のねずの木に金鶏が止まり、鳴いて飛び去ったということや、真のお母様の聖誕前に、洪順愛大母様に「あなたの子女が息子であれば宇宙の王になり、娘であれば宇宙の女王になるだろう」という啓示が下りるなど、多くの証が現れた。
真のお父様は、十六歳(数え)になられた年の一九三五年四月十七日、山上で涙ながらに祈る中、神様から召命を受けられたのち、将来の摂理的使命者として、故郷で三年、ソウル留学三年、そして日本留学二年半と続く準備期間を送られた。特に、ソウルでの学生時代には自炊しながらの下宿生活を通して、苦行に近い生活訓練を経ながら、学業と信仰に精進された。そして、日本留学時代には、学業のほかにも祖国の独立運動とともに、原理の究明に没頭しながら、多様な体験をされた。
真のお母様は、外祖母の趙元模女史と大母様が再臨主を迎えるための信仰生活に専念することにより、幼少時代を主に母方の実家で過ごし、信仰の精髄を身につけられた。そして、南下したあとは、孝昌小学校をはじめ、大邱、済州道の西帰浦、春川などの地を経ながら学業を続けられた。
真のお母様は、一九五六年、小学校を卒業した満十三歳の時、真のお父様に初めてお会いになった。真のお母様は、「お父様は、私を御覧になった瞬間、目を閉じられ、つぶやくように、『ああ、神様!韓鶴子というこのように立派な女性を、この韓国に送ってくださったことを感謝します』と語られた」と回顧された。
神様は、人類の救いのために、ひとり子である再臨主とひとり娘である天の新婦を送ろうと、長い間準備してこられた。その基盤の上に、真のお父様と真のお母様が「小羊の婚宴」をされ、人類の真の父母様として登場されたのである。真の父母様は、復帰摂理を完成、完結、完了し、勝利されて、真の愛、真の生命、真の血統の善の先祖となられたのである。
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