25 お父様が夫婦にしてあげたのに、それを「嫌だ」と言う人は、絶対にうまくいきません。絶対的に従っていく人は福を受けます。最初はうまく合いません。私たちがボルトとナットを合わせてはめるとき、最初は対ではない物のように、うまく合いません。結婚してすぐに合うことはないのです。お互いが合わせなければなりません。合わさることを願いながら、合わせようとすべきであって、「嫌だ」と言っていては永遠に合わせられません。女性たちが、化粧品容器のふたを閉める時もそうです。すぐにはカチッとかみ合いません。夫婦同士も同じなのです。三年間、合わせる訓練をしなければなりません。三代にわたって見習うようにしなさいというのです。祖父と祖母がどのようにするかを見て、父と母がどのようにするかを見て、三代を通して合わせなければならないのです。
26 結婚は、一生の重大な問題です。愛する相対が自分よりも優れていることを願うのが人間の望みであり、神様の望みです。それを知っているので、父母の立場から、これをうまくしてあげなければなりません。結んであげるときも、上がって、下がって、水平になって、統一されて一つになれる近い距離にいる人を結んであげなければなりません。黒人か白人か、という人種が問題ではありません。皮膚の色が問題ではありません。そのような意味で、お父様がしてあげる祝福結婚式が伝統として立ちました。
過ごしてみれば、自分たち(で選ぶ)よりも良いというのです。息子、娘を見ても、父母より優れているのです。そのような伝統が立ちました。ですから、数万双が、写真を見ただけで結婚するのです。
27 三万双の祝福結婚の時、写真で約婚をしました。これは驚くべきことです。サタン世界にはありません。結婚するに当たって、絶対的な零点の位置、絶対信仰をもった立場に立ったというのです。エバは、堕落することによって絶対愛をもてませんでしたが、彼らは、国境を越えて、サタン世界にはない愛の道を求めていきました。父母様を絶対的に愛し、神様を絶対的に愛する立場に立ったのです。
28 「お父様が結んでくれる結婚相手が理想的である」という評判が立ちました。三年は暮らしてみなさい。三年間暮らしてみて、評価しなさいというのです。子女を一人、二人、生んでみなさい。そうすれば、お父様がうまくやってくれたか、うまくやってくれなかったかが分かります。その時になって、「ああ、お父様でなかったら、このような息子は生まれなかったでしょう。お父様、ありがとうございます」と言うでしょう。皆さんが結婚するのは、自分のためではなく、子孫のためです。先祖と子孫のために結婚するという事実を知らなければなりません。
第三節 祝福結婚関連の主要儀式 約婚式、聖酒式、蕩減棒行事
祝福結婚式は、堕落の過程を象徴的に再現して、蕩減する儀式である。そのため、約婚式と聖酒式、祝福式、蕩減棒行事などの儀式を通し、神様の子女として生まれ変わる過程を経るのである。特に、約婚式は、アダムとエバが堕落する前の約婚段階の状態に復帰するための儀式であり、聖酒式は、原罪を清算し、サタンの血統を神様の血統に転換する儀式である。祝福式は、真の父母様の勝利圏を相続し、祝福家庭として責任完遂を誓約する儀式である。蕩減棒行事は、過去に下部を誤って用いて堕落したことを蕩減する儀式であり、新郎と新婦が互いに臀部(でんぶ)を棒で三回ずつたたくのである。
1 「統一原理」において、信仰基台と実体基台を中心として成し遂げようとすることとは何でしょうか。堕落する前の約婚段階の立場に復帰しようというのです。堕落する直前が約婚段階なので、堕落していないアダムとエバの位置に復帰しなければならないということです。堕落する前の約婚段階に復帰しようとすれば、どのようにすべきでしょうか。アダムとエバが偽りの愛によって堕落して偽りの父母となり、この偽りの父母を中心として、三人の息子であるカインとアベルとセツ、そして、彼らの妻まで含めた八人家族が堕落した立場に立ったので、この八人家族の形態を復帰するための内外の内容が、正に信仰基台と実体基台です。これを復帰したあとに、天の父母に侍って越えていかなければなりません。天の父母が、正にメシヤです。
ですから、実体基台を通過したあとには、必ずメシヤのための基台が造成されなければなりません。堕落した人間の前にこのメシヤがいなければ、本然の位置に復帰できません。堕落したアダムとエバの子孫である人間は、誰彼を問わず、メシヤを迎えなければ原罪を脱ぐことはできません。そのメシヤが、真の父母です。
真の父母が必要なのは、真の父母の愛によって再び接ぎ木の役事(働き)をしなければならないからです。ですから、メシヤである真の父母が現れなければ、堕落した人間が原罪を脱ぎ、罪のない解放された位置から、完成段階の祝福を受けられる位置に進めないのです。それゆえ、約婚式は、アダムとエバが約婚段階で堕落したことを復帰する式です。
2 皆さんは、堕落によって汚された血統を清算し、創造本然の善なる血統に復帰しなければなりません。六千年歴史をすべて清算し、蕩減復帰する式をしなければ、祝福の場まで行けません。約婚式は、アダムとエバが堕落する前の約婚段階の状態に復帰しなければならないので行うのです。
3 聖酒式は、堕落によって血統的に汚されたサタンの血を抜いてしまう式です。言い換えると、原罪を抜いてしまう式なのです。原罪がある人は、祝福の場に出ていけません。サタンの血統的内容を自分の体の内にそのままもっている立場なので、神様を中心とした祝福の場に出ていこうとしても、出ていくすべがありません。ですから、必ず原罪を清算しなければなりません。
この原罪は、偽りの父母の愛によってつながっているので、これを清算しようとすれば、真の父母の愛を中心として、蕩減条件を立てて歩んでいかなければなりません。そうしなければ、原罪を脱ぐすべがありません。この原罪を脱がなければ、完成した立場での神様の愛を中心とした祝福はあり得ないのです。
4 私たちが復帰されるためには、再び腹中に入っていかなければならないのですが、実際にそうすることはできません。ですから、愛を中心として一体になり、復帰された条件を立てるのです。そのようにして復帰されたアダムに戻っていき、一体となって血統を受け継がなければなりません。
エバは、堕落する時、サタンを中心として霊的な堕落をしました。その次に、アダムと一つになって肉的に堕落しました。ですから、それを復帰するために、完全に復帰されたアダムを迎えて、霊的に一つになる式が聖酒式です。愛の関係を復帰する式です。そのような条件を立てなければなりません。そのように霊的に一つになり、神様のもとに帰った女性となって、実体として男性を復帰するのが、祝福結婚式です。
5 聖酒には、二十一種類に及ぶ様々な貴いものが入っています。血統転換をするためには、そうでなければなりません。そこには、堕落世界の血統が連結された条件と、復帰された世界の血統が連結された条件が入っています。これらを連結して行わなければ、サタン世界を復帰できません。そのように連結したその基盤の上で、祝福を受けて生んだ息子、娘たちは、堕落世界を乗り越えられます。血統的に、それを克服できるというのです。しかし、それは簡単なことではありません。
聖酒式は、血統を転換する式です。真の愛は、個人の心情から神様に直通するのです。そのような血統転換式をしなければ、堕落していないアダムとエバの位置に帰れません。約婚時代のアダム・エバ圏に入って成熟したという条件をもって、結婚式を行うのです。結婚をしても、蘇生、長成、完成の完成基準ではありません。ですから、七年間、修養しながら、夫婦が共に完全な方向を求めていかなければなりません。そして、自分の息子、娘が、自分たち夫婦を「神様よりも偉大だ」と言えるように、教育しなければなりません。そのような父母になって一家族を引き連れていかなければ、その家庭は祝福家庭であると言えません。
6 祝福式後に蕩減棒で打たれるのは、下部を誤って使って堕落したからです。三時代の血統を汚した怨恨の峠を越えるための条件物です。この痛みが取れる時には、息子、娘が解放された立場で、天のみ前に両手を挙げて万歳を叫ぶことができるのです。その時は、天地万物と天の国全体が呼応しなければなりません。
聖別期間と三日式(三日行事)祝福結婚後、四十日聖別期間を経たのち、夫婦生活に入るようになる。四十日聖別期間は、ヤコブから再臨主の時までの四千年と、真のお父様が歩まれた四十年の四十数を越える蕩減期間である。この期間は、全体のみ旨と天の国を慕いながら、精誠を捧げなければならない。そして、三日式(三日行事)を通して、蘇生、長成、完成の三時代を復帰したという条件を立てたのちに夫婦生活をしなければならない。聖酒を通して内的に、聖巾で体を拭くことによって外的に清めたあと、三日式を通して実体を復帰するのである。二日間は新婦が上になって愛することにより、母の立場で新郎を生んであげ、三日目には新郎が上になって愛することにより、本来の息子の位置を回復し、主管性を復帰するようになる。これにより、神様の永遠なる夫婦であり家庭として、蕩減復帰されるのである。
7 祝福結婚後の四十日間の聖別期間は、四十年期間に該当します。お父様の四十年期間に当たるのです。この四十数を越えなければなりません。復帰路程において、ヤコブから四千年後に再臨主を迎えました。その四千年数を越えなければならないのです。ですから、そのような四十数を越えなければなりません。原理がそのようになっています。
蕩減は、愛によってしなければなりません。神様の愛を受け継ぐために四十の峠を越えて、初めて愛を結ぶのです。これは、四千年の歴史を蕩減することです。アダムからイエス様までの四千年間は、愛を探し出すための歴史です。また、ヤコブを立てて再臨主まで四千年延長してきたのも、愛を探し出すためなのです。理想的夫婦を探し出すためなのです。目的はそれしかありません。
ですから、四十日は、それを蕩減的な条件として立てる期間です。この期間は、全体のみ旨を考え、天の国を慕わしく思わなければならないのであって、自分の妻や夫を考えてはいけません。夫婦が共同的な立場で、神の国とそのみ旨のために精誠を捧げなければなりません。四十日間は夫婦関係をするのではありません。その四十日間が終わってから夫婦生活に入るのです。
8 統一教会には、三日式があります。その過程を経なければなりません。それは、すべての病の根源をみな暴き、解毒して治療できる注射針です。
結婚して四十日の期間を経たあと、最初に夫婦が愛の関係を結ぶとき、女性が天の側(上)に上がるのです。二回まではそのようにします。蘇生、長成、二度まで、サタン側が天を押さえつけました。ですから、それをひっくり返しておかなければなりません。三度目に、初めてひっくり返すのです。天地血統転覆式だというのです。
9 女性がエバの立場であれば、男性は天使長の立場です。ですから、結婚相手がいません。女性の前に相対がいないので、女性が再び生んであげなければなりません。その実体を生んであげるためにするのが、三日式です。四十日を中心に、歴史を代表して再び生んであげるのです。このようにして、三代を経て生まれます。
旧約時代、新約時代を経て、成約時代の位置に来て、初めて夫が生まれたので、三日目は夫が妻の上に上がるのです。妻が二回、上に上がり、三回目は地に定着することができるため、夫が上に上がるのです。父母様のみ言に絶対服従し、妻を母として、侍ることのできる過程を中心として、旧約時代、新約時代を経て、成約時代に夫の位置に上がってきたという条件的な式が、三日式です。
10 神側の息子と夫がいないので、女性を通して再び生んであげなければなりません。堕落によって、エバがアダムを生むのと同じです。ですから、実体的復帰式は、三日間、行います。それが蘇生、長成、完成の三段階です。このような立場で、三日間の儀式の中で蘇生、長成は、女性が上になって復帰し、生んであげるのです。
その次に、復帰されて男性が上に行くようになります。初めて男性が上になり、生活圏を築くことができるというのです。そのようにしてから、三年間、男性は自分の妻に従わなければなりません。
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