13 交叉結婚は、韓国と日本から始めました。日本と韓国は、怨讐関係でした。交叉結婚のような血統を混ぜることは死んでもできないことを、韓国人は歴史的によく知っています。国家を超越し、大陸を超越して交叉結婚をすることにより、血統水平圏をつくることができます。それは誰も変えられないので、超国家的になるのです。そのようになれば、国家間で国境撤廃運動が起こるようになります。民族の統合によって国境撤廃をすることにより、新しい文化交流時代が来るのです。そのように交流することによって、統一を成し遂げます。それは、真の父母と天を中心とした文化を中心として、決着をつけるためのものです。
真の結婚の意味真の父母様は、祝福結婚を通して、真の愛を中心に真の夫婦と真の父母、真の子女、真の兄弟の伝統を立てなければならないと語られた。特に、真の愛には、相続権と同位,同参(一緒に参加すること)権があるため、祝福結婚をすることにより、神様と真の父母様の真の愛の伝統を受け継ぎ、これを社会と国家、世界に拡大させていくとき、初めて天国理想が実現され得ることを強調された。
14 創造原則から見れば、自分が相対を創造するのではありません。相対は神様が創造したのです。父母が生んでくれるのが原則です。その天理原則、再創造の法度に従って、父母、神様が相対を探し出してくれるのが天理の公約です。真の父母様は、このような原則によって天倫の公約を中心として秩序を立てる基準を知っているので、この基準に従い、神様の保護のもと、真の父母という名によって、皆さんの結婚を執り持てるのです。これが統一教会の結婚観です。
15 結婚は、自分のためにするのではありません。天地の道理に合わせ、上下を備えるために愛するのです。前後を備えるためにするのです。男性のためにするのではなく、女性のためにするのではありません。天理の法度を合わせるためにするのです。
上下、前後を完全に縮小させ、一つにまとめ、愛でトゥルマギ(外出するときに一番外側に着る外套のような服)を作るのです。そのようになれば、それは愛で一つになった宇宙の核心体になります。ですから、宇宙の中心である神様の愛を中心として、その愛の主体と「私」が相対的関係を結び、太陽系に属しているすべての惑星が軌道を回るのと同じように、永遠に軌道を回りながら進むのです。夫婦は、一つの宇宙の人格を完成するときに、神様のみ前で主体と対象をつくりあげる細胞のような存在として残るのです。
16 男性と女性は、愛のゆえに生まれました。ですから、「私」が完成するために結婚をするのです。私が完成者になるためには、相対を迎えなければなりません。結婚をするのは、私だけでは半分にしかならないからです。世界の半分にしかならないのです。月で言えば、半月にしかなりません。完全な月になろうとするので、男性には女性が必要であり、女性には男性が必要なのです。ここにおいて、相対に「私のために生きよ」と言えば逃げていきますが、ために生きようとするときには、付いてくるようになるのです。
17 女性は、男性がいなければ愛の主人になれません。男性がいなければ、女性は愛の関係を結ぶことができません。女性の愛を完成させるのは男性です。男性が愛を完成させるのですが、それを男性のものとしてはいけません。その愛の実は、女性に返してあげなければなりません。また、女性は、男性の愛を完成させる主人です。
女性が女性ゆえに生まれたとすれば、女性は百年もたたないうちにいなくなります。女性が生まれたのは男性のためであり、男性が生まれたのは女性のためです。女性と男性は、神様の愛ゆえに生まれました。神様の愛の相対です。神様を愛の主人にするのは、神様お一人ではできません。祝福を受けた夫婦が神様を愛の主人にしてあげるのです。アダムとエバが結婚するその時間に、神様はすべての愛の主人になります。ですから、愛ゆえにアダムとエバが生まれたというのです。
18 多くの宗教で、「独身生活をしなさい」と言いますが、統一教会では祝福結婚をするのです。祝福結婚は、宗教の歴史にはありません。祝福結婚は、自分勝手にするものではありません。神様の命と父母の承諾を受けなければなりません。これが伝統です。結婚は、神様と父母から連結されてこそ、成し遂げられるのです。自分勝手に結婚してはいけません。結婚式の場は、最高の貴いものを父母から相続する厳粛な場です。その最高の貴いものを相続する前にその最高の貴い主人が、神様からその福をつないであげなければなりません。
ですから、結婚は、世界人類を代表した立場で、神様がつないでくれる位置に上がってしなければならないのです。種は、いくら多くても、最初の種と内容や価値が同じでなければなりません。数千、数万になっても、アダムとエバがもっていた本然的価値と同じでなければならないのです。それが変われば、種が変わってしまうのです。
19 結婚は、愛で一つになるための本然的基準に合わせるためにするものです。原因と結果が一つになっているので、これを誰かが壊すことは永遠にできません。縦的に神様がいらっしゃり、横的に男性と女性がいます。東にいる男性は、西にいる女性を訪ねていきます。また、女性は男性を訪ねていきます。そのように、横的に訪ねてくるのです。神様は、人間を愛によって造りました。彼らがすっかり成長して、相対(関係)になるときには、男性の目は女性、女性の目は男性に向かいます。
アダムとエバが成熟した場合、女性が一步進めば、男性も一緒に一歩入ってこなければなりません。同じように合わせなければならないのです。そうして、中央で神様の愛に出会わなければなりません。結婚した初日に、愛を通して球形をつくるのです。そして、神様は愛の核になり、アダムとエバは愛の副体(客体)になります。これを移して植えることによって、核心的な愛の種を受け継いだのが心であり、副体的な種を受け継いだのが体です。そのように心と体が一つになったのが、完成したアダムとエバなのです。
20 結婚は、神様を占領するためのものです。神様を占領すれば、真の愛には相続権があるので、神様も「私」のものになります。妻のものは夫のものであり、夫のものは妻のものです。愛を中心として、私のものになるのです。愛には相続権があります。また、同位権(があって)、同じ位置に行くことができます。その次に、同参権があって、どこに行くにも付いていくことができます。
ですから、愛によって一つになるときには、神様が私のものになります。神様に所属したすべてのものが、私のものになるのです。これにより、人間の欲望の最高基準である、天地を造った神様を私のものにすることもでき、天地のすべてのものを私のものにすることもできるので、私は王子のような位置、王女のような位置に立つのです。そのような王子、王女の位置に立って、天の国の王権を受け継ぐためにするのが結婚です。
21 祝福結婚は、神様と世界のためのものです。世界を愛し、世界を代表した立場に最も近い人を愛するのです。女性は父と夫、兄、弟に代わる立場として男性を愛さなければならず、男性は母と妻、姉、妹に代わる立場として女性を愛さなければなりません。この四つの立場に代わり、世界を愛する心で最も近い位置において愛し、尊敬しながら、互いにその刺激を感じるように結んであげた関係が夫婦です。世界的な愛を与え合える、最も基本単位的な基盤が夫婦です。
ですから、結婚すれば、妻を母と姉、妹の代わりに愛さなければなりません。また、夫を父と兄、弟の代わりに、それ以上の愛の心をもって愛さなければなりません。これが、理想相対を中心とした家庭の夫婦愛です。公式がそのようになっています。
22 結婚するのは、世界を愛する訓練をするためです。また、万民を愛する資格をもつためです。今まで、これが家庭で終わり、「あなた」と「私」の間で終わってしまったので、ばらばらに分かれ、砂粒のようになったというのです。これがサタン世界です。しかし、私たちは、あなたと私の関係を結ぶだけで終わるのではなく、世界と天地と共に関係を結んでいくのです。ここから天国ができ、新しい血族が始まります。
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