真の父母様は、「霊界の先祖たちは、子孫が解放しなければならない」と語られ、一九九九年二月十二日から、天宙清平修錬苑において、直系七代の先祖をはじめとして、解怨式を挙行するようにされた。真の父母様は、「先祖たちが地獄に行っているとしても、真の父母様の特権によって祝福する時代的恵沢圏に入ってきているため、彼らが解怨式と祝福式を経て地上に再臨し、子孫たちを協助するようになれば、天国に行くことができる」と語られた。
1 霊界に行っている皆さんの先祖は、天使世界の天使と同じです。そして、皆さんが生きている世界は、アダムとエバの世界に該当します。また、将来の子孫は、未来世界に該当するのです。霊界はアダムとエバを助けてあげなければならない立場と同じなので、アダムとエバの立場にいる皆さんに、霊界の先祖たちが天使の使命をもって協助します。そのように協助することによって、ついには解放が起きるのです。これが原理です。
2 先祖解怨をしなければなりません。子孫が解いてあげなければなりません。アダムとエバの息子、娘が復帰してあげなければならないのです。アダムとエバはできません。アダムとエバと一つになって、二世が復帰してあげなければならないのが原理観です。避けられない事実です。解怨式は、六千年の歴史において初めて現れました。時になったので、私が「やりなさい」と言って、してあげるのです。
3 先祖解怨式をすべてしなければなりません。七代を解放しなければなりません。七代から遡(さかのぼ)って百二十代(当時)までしなければなりません。その先祖たちを中心とすれば、一度に百二十代の祝福ができるのです。そうすれば、地獄の門が崩れるでしょうか、崩れないでしょうか。それをしなければ私が霊界に行ってから困るのです。霊界で引っ掛かってはいけません。霊界を整理しておけば、地上はいつでも霊界を通して解決されるのです。
4 真の父母の命令と宣言によって、聖人や賢哲たちと宗教圏に属しているすべての霊人たち、良心的な息子、娘として生まれて、この地上で成長できずに恨を抱いて霊界に行った幼い子女たちから、十六歳以上のすべての霊人たちまで祝福できるようになりました。霊界の胸痛む境界線を越えていけるように、万国の先祖たちを解怨し、それだけでなく、解怨成就を経た人たちが祝福の場にまでとどまれるように、門を開いてあげました。
清平の興進君と大母様が、大兄様をはじめとする統一家の一族を中心として、すべての善霊たちと協助し、地上の実体圏世界と相対基準を造成して、真の父母と共に高い基準において連結させて、真の父母と切ることのできない絆が結ばれるようになったのです。
5 再臨時代に真の父母が来て、故郷の地を探し出し、国を探し出して、天地の汚された血統を正すのです。天宙清平修錬苑で、先祖を解怨し、祝福しています。霊界は永遠の世界なので、地上とは異なり、これを一度復帰すれば、それで終わりです。すべてが一つの方向になっているので、血統を正せば、それを絶対視するのです。
統一教会の祝福は、国ができる前には教会内の祝福であって、国の祝福ではありません。ですから、堕落する危険性がある教会の祝福から、国の祝福時代に越えていかなければなりません。それゆえ、国を探し出して入籍しなければならないのです。国の基準を越えなければなりません。国の基準を越えてからは、世の中の国を願ってはいけません。神様のみ旨を中心として絶対一方通行なのであって、行ったり来たりすることはできません。もはや、許すことはできないというのです。神様は、堕落した地獄で叫ぶ怨声を聞きたいと思いません。真の父母は、いかなる犠牲を払ったとしても、霊界と肉界の騷々しいすべてのことを整理しなければならないのです。
6 どんな霊人も、先祖解怨を通して教育を受け、祝福を受けるようになれば、善なる霊になります。皆さんの先祖たちが地獄に行ったとしても、解怨をして祝福を受けるようになれば、天国に行けるようになるのです。地獄に行った先祖たちが、真の父母様の時代的恵沢圏内に入って祝福を受けることが、霊界でどれほど貴い価値があるかを理解して、ここに合わせるのが容易ではないことを知らなければなりません。ですから、一心、一体、すべてを捧げて精誠を尽くしてこそ、その場に行けるのです。
今まで神様は、霊界で光として現れました。実体のダイヤモンドのように、光として現れるのです。実に畏れ多く、驚くべき象徴体である神様が、光として現れて訓示したのですが、神様が人類の父母の立場で訓示できる道は少しもありません。教えてあげられず、指導することもできません。神様は、中間の立場で代行できる内容だけを解決したのであって、始めと終わりを締めくくることはできません。霊界や肉界で、父母様がその始めと終わりを制定して実践の場をつくらなければ、霊界の興進君も働けないのです。
7 今まで聖人たちを地上に再臨させ、四十日教育をして霊界の垣根を崩し、霊界の先祖を解怨するのです。先祖解怨は、先祖が今まで嘆息圏で、恨を抱いている神様のみ前に孝子になれなかったので、孝子になれるように道を開いてあげるものなのです。そうして、家庭から神様に侍ることができる時代を迎えました。
本来は、霊界で先祖に対する祝福というものはあり得ません。天使世界は相対的所有権を賦与されなかったからです。
ところが、来られる再臨主が、今までアダムが十六歳以降にサタン世界に残したものをすべて清算し、切り捨てて祝福をしてあげるのです。
ですから、霊界の家庭が地上に降りてきて、祝福を受けたアダム家庭を協助でき、従うことができる時になったというのです。地上のアダム的実体祝福家庭を兄として侍り、弟の位置で絶対信仰、絶対愛、絶対服従するのです。そのような位置に立つことによって、アダム圏文化創造世界を成し遂げるために、天上世界も地上世界に歩調を合わせなければなりません。
8 女性であるエバが堕落して哀れな世界をつくったので、女性が天使長世界の先祖たちを解怨してあげ、祝福してあげなければなりません。それによって、霊界が地上に降臨して助けてくれる影響圏が大きいというのです。それは言葉では語れない膨大な実を結べるのです。実際に努力してそのようにならなければ、「統一原理」が間違っているのです。
先祖たちを解怨し、祝福することは、天宙清平修錬苑を通さなければなりません。父母様が興進君に任せているから、そうなのです。韓国で解怨式と祝福式をしています。エバ国家である日本も先頭に立って、一人も欠けることなくきれいに整理しなければなりません。
9 先祖たちを解怨し、祝福してあげなければなりません。自分の一族、姓氏がすべて来て祝福し、天上世界と地上世界に解放の基盤を築けるのに、これを重要視しないということはあり得ません。強制的にでもしなければならないのです。霊界にいる人々には理想相対がいません。相対圏が許されていないのです。自分の母もどれほど茫然とし、兄弟たちもどれほど茫然とするでしょうか。真の父母の祝福の権限をもって、自分の一族をすべて祝福してあげなさいというのです。
10 天宙清平修錬苑で、先祖たちを連れてきて教育し、解怨して祝福してあげます。解怨はただそのままできるのではありません。代価を払って、自分の民族全体が解放され得るように道を切り開いてあげなければなりません。根が塞がっていて、幹と枝、葉、花、実が塞がっているというのです。これを解怨してあげなければなりません。解怨は途方もないことです。
天の生命をもった正常な根と幹と芽を中心として伸びていける枝をつくり、その枝を接ぎ木しなければなりません。そうして、全体に本然の幹と芽を中心とした枝が出て、葉が出て、花が咲き、実を結ばなければなりません。そのような真のオリーブの木の畑だけが残るようにしなければなりません。
それが、天一国の人々がすべきことであり、天一国が清算すべき召命的責任です。
11 先祖解怨をしたら、祝福をしてあげなければなりません。先祖たちが血統を転換できずに霊界に入ったので、地上にいるアベル家庭がそれをしてあげることによってアベルの家庭が兄になり、先祖たちが弟になって、真の父母様が備えたすべての家庭基準が立てられるようになるのです。氏族メシヤ圏において、そのように交替するのです。兄と弟二人が一つになっていれば、その一族が祝福を受け、村全体が祝福を受けることができます。ですから、郡でその姓氏を中心として氏族メシヤの責任を果たせば、郡全体も巻き込んで祝福してあげられるのです。
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