真の父母様は、人類始祖の堕落によって生じた地上地獄と天上地獄を撤廃し、創造本然の地上・天上天国を創建するため、生涯にわたってすべてのものを捧げられた。実に、その路程は人類が行くべき永遠の典型路程であり、鑑とならざるを得ない。この路程を踏んでいくことにより、地上と霊界で、神様と人類が夢見てきた平和な理想世界が実現されるのである。
真の父母様は、世界平和の実現のためには、無神論を掲げる共産主義勢力の拡大を防がなければならないと考えられ、南北に分かれた韓半島の統一のために、「国際勝共連合」や「南北統一運動国民連合」など、多くの機関を立てられた。
そして、共産主義の心臓部であるモスクワでゴルバチョフ大統領に会い、無神論を捨てて神様の元に再び帰るよう勧告された。続いて、北朝鮮を発ってから四十年以上を経て平壌を訪問し、金日成主席との会談を通して南北交流の扉を開かれた。
特に、真の愛と「頭翼思想」を根幹として南北統一と世界平和のビジョンを提示され、一九八五年八月、スイスのジュネーブで開かれた第二回「世界平和教授アカデミー世界大会」で「共産主義の終焉」を宣言し、共産主義と民主主義の理念戦争の幕を下ろすよう導かれた。
真の父母様は、世界平和実現のためには国際的な勝共運動が必要であると考えられ、日本とアメリカなどの地で多くの活動を展開された。特に、南北米の平和のために「南北米統一連合(CAUSA)」と「中南米統合機構(AULA)」を結成し、蒙古斑同族を世界平和運動の中心に立てるため、「蒙古斑同族世界平和連合」を創設された。さらに、世界平和のためには国連が改革されなければならないと考えられ、「世界平和連合」と「世界平和超宗教超国家連合」、「天宙平和連合」などを立てられたのち、宗教を上院とする平和国連のもとに世界が結集しなければならないことを強調された。
また、真の父母様は、実質的に世界を一つに結び得る国際平和高速道路の建設を提案され、日韓海底トンネルとベーリング海峡トンネルの建設のために、各種の国際会議と学術・広報活動などを展開された。そして、国境の撤廃を通して、神様が何よりも願われた「神様のもとの一つの世界」が、この地に実現されると考えられ、地球村を一つに連結し、円満に交流させるために尽力されたのである。
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