31 私たちがしなければならないことは、「世界平和連合」、「世界平和宗教連合」、「世界平和女性連合」、「世界平和青年連合」を国連に加入させることです。これらを国連に加入させれば、統一の世界に越えていくのに問題がないというのです。「世界平和女性連合」は強力な団体です。一つしかありません。したがって、お母様を中心として完全に一つにならなければなりません。お母様が中心なので、女性連合が国連に入っていけば、これは問題ないのです。
ファーストレディーたちが女性連合の会員として国連に入っていくようになれば、統一国連は問題ないというのです。国連は根がなく、国もありません。お母様が、指導者世界、政治世界、大学世界、そして、若者の世界を率いています。世界のファーストレディーたちが女性連合の会員になれば、そのファーストレディーを自動的に国連大使として送るのです。
32 女性国連が展開すれば、世界から争いがなくなるのです。本来、女性は争いを好まないからです。その争いを防ぐ指導者が、お父様です。争いをしてはいけないという論理をもって解説してあげられる能力のある男だというのです。そのようにできれば、一つになるのです。ですから、これから女性国連ができれば、各国の大統領夫人、総理夫人たちがその国の女性国連の代表者になります。
第二節 国家メシヤと分捧王 国家メシヤは真の父母の代身者
真の父母様は、一九九六年一月一日、アメリカの世界宣教本部で挙行された「神の日」の記念式典で、三十三年在任の公職者と、二十一年在任の海外宣教師を表彰され、清平四十日修練の期間に教育をされた。そして、その後、教育を終えた彼らを国家(的)メシヤとして任命されたのである。国家メシヤは、真の父母の分身となり、世界各国を復帰する使命を遂行することになる。(真の父母様は、)「国家メシヤは、真の父母様が血と汗と涙で探し出された心情とみ言と血統転換という幸福の知らせを伝えなければならない」と語られた。
1 エデンの園で失ったすべてのものを、どのように復帰するのでしょうか。故郷に帰らなければなりません。それで、氏族(的)メシヤと国家メシヤを派遣しました。神様は、イエス様という一人のメシヤを送りました。
しかし、お父様は神様の立場で、百八十四ヵ国に国家メシヤたちを派遣しました。その国家メシヤは、イエス様の時の氏族メシヤより次元が高いのです。その違いとは何でしょうか。イエス様は結婚ができませんでした。家庭がありませんでした。ですから、お父様を中心として、祝福家庭が派遣されたのです。このような次元で派遣されるのは、直接主管圏です。
家庭がなければ天国が出発できません。それで、お父様は世界の人々を祝福したのです。そして、国家メシヤを派遣しました。彼らには家庭があります。彼らの定着地は直接主管圏です。直接主管圏は、サタンが侵犯することができません。
2 国家メシヤは、イエス様の解怨成就をしなければなりません。アダム家庭が失敗したことを、イエス様が解怨成就しなければならないのです。イエス様は、家庭的メシヤを立てて国家を統一し、ローマを消化しなければならなかったのですが、責任を果たせませんでした。お父様は、世界のローマ格であるアメリカや南米を中心として先導する立場に立ったので、彼らが反対できる時代的運勢は過ぎ去りました。世界を収拾できる立場に立っているので、世界的メシヤの立場で国家メシヤを派遣したのです。
国家メシヤが責任を果たせず、一つや二つの国がないからといって、神様のみ旨が成就されないわけではありません。イスラエル選民の一国をもって成就しようとしていたものが、百八十四ヵ国の全体均衡的なイスラエル圏になったのです。
ですから、万民が一緒に天の祝福を受けられる対等の位置に上がっていくのです。このようなことをする橋梁を架けるために派遣された人が、国家メシヤです。
その国の困難には、その国のメシヤがまず責任をもたなければなりません。誰かに責任を負わせてはいけないというのです。自分の家を売り、一族を売ってでも、その国を生かせるようにしなければなりません。
お父様は、もてる財産やあらゆるものを動員して、南北米を統一しようとしました。それと同じように、お父様のような精神をもって、統一的な一線を画さなければなりません。同じ計画のもと、同じ形態で成し遂げてこそ、天が協助します。そのようにしなければ、天が協助しないのです。国家メシヤはその国の総督と同じです。全権をもって治め得る時代が来ました。
3 韓国、日本、アメリカ、ドイツ、この四ヵ国の祝福家庭が百八十四ヵ国に入ります。この主要な四ヵ国の家庭が一つの国に配置されるのです。百八十四ヵ国に四人ずつであれば、七百三十六人です。ここで、アメリカの家庭が足りなくなれば、イギリスとフランスの家庭から補充させるつもりです。ドイツにはイタリアが加わるのです。七ヵ国の大使館に対応できる家庭が行くのです。
その七ヵ国の人々が行って、真の家庭運動をします。真の家庭運動は純潔運動であり、真の愛の運動です。アダムとエバが家庭で純潔を失い、真の父母を失い、真の愛を失ってしまいました。それを蕩減しなければなりません。このすべての家庭が一人の責任者、一組の父母のもとで一つになり、世界とその国に影響を与えなければなりません。この国の代表は、氏族メシヤや家庭的メシヤではなく、国家メシヤの立場で派遣されるのです。これが、国家メシヤの家庭グループになります。ですから、国家メシヤを百八十四ヵ国に配置したので、これが復帰されれば、自動的に世界的メシヤ圏は解放が始まります。王権復帰、地上天国が地上に顕現できる出発の運動が始まるというのです。
4 お父様は、世界解放の立場にまで上がってきました。個人的メシヤ、家庭的メシヤ、氏族的メシヤ、民族的メシヤ、国家的メシヤ、世界的メシヤ、天宙的メシヤ、神様まで解放して、上がってきたのです。皆さんを国家的メシヤの位置に上げてあげるので、お父様と神様がするように、絶対信仰、絶対愛、絶対服従をしなさいというのです。ですから、出発するときには家を売り、土地を売って、そのすべてのものをその国に持っていって植えるのです。お父様のようにすべてのものを投入しなければなりません。
皆さんが投入できるものが少ないので、氏族的メシヤとして、家庭的メシヤ百八十家庭を中心にして、行かなければなりません。皆さんが行くときは、彼らを大移動させるのです。その国に主体的メシヤの資格をもって行き、その国を救えばよいのです。
ですから、メシヤはカインとアベルを屈服させなければなりません。その国の元大統領と現職大統領を一つにし、閣僚たちを一つにしなければなりません。プラスとマイナスを完全に一つにして国家的転換点をつくり、一時に国家をつなげるようにしなければなりません。そのようにすれば、国家解放が実現されるのです。
お父様は、既に環境をすべてつくっておきました。お父様は、アダム完成、イエス完成、再臨主世界の完成まで、すべて成し遂げました。お父様の中には、イエス様も入っており、アダムも入っています。アダムが失敗し、イエス様が失敗したことをすべて完成したというのです。ですから、地獄から天の国まで梯子を掛けました。
サタンが梯子をへし折ろうとしましたが、もはや完全に屈服しました。サタンと闘って、屈服させたのです。ですから、今や高速道路ができ上がったのです。それは一つしかありません。お父様が四十年かかって勝利したところまで、皆さんは四千年かかっても上がっていけません。その勝利した梯子を、皆さんに貸してあげるのです。
5 国家メシヤは、歴史上初めて存在する肩書きですが、世の中で万年にわたって大統領をするより、もっと価値のあることです。その国の先祖になります。天の国建国の先祖になるのです。
6 国家メシヤは、国の父です。国民を教育しなければなりません。その国の大統領を教育し、閣僚たちを教育しなければならない責任があるというのです。そして、その国の人々を教育して、国会議員から閣僚、大統領にまでなれるように育てていくと考えなければなりません。そのような準備もせず、大統領に会って何かをしようとするのは、間違ったことです。
7 国家メシヤは、その国の人々が自然に感動できるように、手本を見せてあげなければなりません。人と同じように食べ、寝ていてはいけません。父母であれば、そのようにはできないのです。
手本を見せてあげなければなりません。問題は、指導者一人にかかっています。手本を見せずに語る人は偽善者です。「ために生きなさい」と言ったのなら、ために生きなければなりません。そのようにしなければ偽り者です。死ぬ瞬間まで、ために生きなければなりません。み旨をすべて成就できずに逝くというときには、身が切られる痛みを感じ、涙で悔い改めながら逝かなければなりません。死んでからも、ために生きる世界に行かなければなりません。
その膨大な拡大世界に歩調を合わせていこうとすれば、多方面の構造的形態がパート別に分立されている所で影響を及ぼさなければなりません。それをすべてカバーできる愛を中心として、生きなければならないというのです。
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