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7 後天時代の主人は皆さんです。ですから、私が残したものを手本にして、実践しなければなりません。そのようにすれば、皆さんの子孫たちが、「私たちの御先祖様、ありがとうございます」と挨拶するようになるでしょう。そのように、皆さんの子孫が、皆さんに有り難く思いながら天に感謝できるようになれば、神様も天地を抱き、「私の世界になった」と語ることができるようになるのです。そうして、そこから永遠の安着と永生の生活が始まります。
皆さんは、子女教育に関心をもち、子女たちを正しく導いていかなければなりません。その次に、息子、娘、子孫たちを愛さなければなりません。父母は、子女にあらゆるものを与えて死ぬのです。ですから、私は、多くの基金を援助して「圓母平愛財団」をつくりました。愛しているがゆえにつくった財団です。愛は与えることなのです。
8 皆さんは復帰の過程にいるので、自分の息子、娘のためだけにお金を使ってはいけません。世界のために、世界の二世のために使いなさいというのです。それでこそ、世界的な運勢の版図が開かれるようになります。自分の息子、娘のために使おうとすれば、世界の運勢圏が完全にへし折られてしまうのです。父母様も、祝福家庭の息子、娘たちのために奨学基金をつくりました。それをつくって祝福家庭の二世たちの教育のために援助してあげるのです。
9 お父様がラスベガスで様々な事業に関心をもつのは、そこから入ってくる収入の半分を奨学金として使うためです。カイン世界の貧しい息子、娘たちが学校に行けない場合がたくさんあります。学校に行けないので、徐々に脱落するのです。ですから、国々を連合して奨学制度をつくるのです。アベル国連が第一にしなければならないことは、奨学会をつくることです。奨学会の基金は、どこから調達するのでしょうか。世界がアベル主管圏内に入ってくれば、思いどおりにすることができます。
10 私(お母様)は、「圓母平愛財団」の事業をさらに大きく発展させるつもりです。初めに、お父様の聖和基金の全額を「圓母平愛財団」に元金として入れました。全人類に等しく恵沢を与え、本来の天のみ旨と天地人真の父母のみ旨が何かを知らせるのです。無知には完成がないと言いました。まず、人々を教育しなければなりません。言葉だけでなく、行動で見せてあげなければなりません。ですから、愛苑銀行も創設し、愛で分かち合いと奉仕を実践しながら、恵まれない子供たちと隣人を助けてあげています。しかし、これだけで満足はせず、さらに多くの隣人に愛を施していくでしょう。
11 「圓母平愛財団」は、「多文化(国際)家庭」を支援しています。一九七〇年代の初めから国際祝福結婚式を始め、今や大勢のカップルが誕生しました。その元祖は真の父母様です。韓国と日本、ドイツとフランスなど、怨讐の国の人同士を祝福した家庭は、怨讐関係を心から和解させる架け橋の役割をするようになりました。また、東洋と西洋、人種間で交叉祝福を行い、「多文化」として花咲く平和世界の基盤をつくりました。
12 あらゆることは人にかかっています。ですから、優れた人材は、平和世界建設の大黒柱です。どの家庭や組織、あるいは国家でも、優れた人材がいてこそ発展します。優れた人材とはどのような人なのか、という基準が重要です。原理では、三大祝福を完成した人を指します。三大祝福は、生育し、繁殖し、万物を主管しなさいという天の祝福であり、私たちには、その三大祝福を完成した人が必要なのです。そのような人は、家庭では孝子、国家では忠臣、世界では聖人、天宙では聖子であると言うことができます。
真の父母様は、天の祝福を完成する人を教育することに、一生の間、力を注がれました。「原理」を探し出すために、ページが檫り減るほど聖書を読み込み、天の悲しい心情を感じてどれほど泣かれたか分かりません。一日中そのようにされるときもあり、十時間以上汗を流してみ言を語られるときもあました。皆さんは、一時間か二時間、渾身の力を込めて誰かにみ言を語っただけでも、倒れるかもしれません。これから皆さんも、真の父母様が見せてくださった真の父母、真の師、真の主人の生涯路程を学び、従うことに力を注がなければなりません。「圓母平愛財団」は、真の父母様のこのような志を生かし、人材育成のために積極的に努力しなければならないのです。
13 皆さんは、勉強し、学校に通う目的を、良い大学に行き、お金をたくさん稼ぐ職場に入ることにおいてはいけません。神様が下さった三大祝福を完成し、愛天、愛人、愛国を実践する人になることが、最も大きな目的にならなければならないのです。その目的の上に知識と技能と実力を積んでこそ、大きな夢を成し遂げることができます。
「圓母平愛財団」は、皆さんが自分の夢と天の父母様の夢を一致させ、さらに優れた人材になれるように積極的に支援するでしょう。
鮮鶴平和賞真の父母様は、二〇一三年二月二十日、鮮鶴平和賞を制定された。真の父母様の平和思想を宣揚するために制定された鮮鶴平和賞は、世界平和のために高貴な犠牲を払い、献身してきた人物たちに授与されるものである。二〇一四年八月十一日、ソウルのプレスセンターにおいて、公正かつ透明性をもって受賞者を選定するため、世界の著名人士たちが参加する中、「鮮鶴平和賞委員会」が出帆した。
14 二〇二〇年まで、私(お母様)が天のみ前に約束したことがあります。それが必ず成就するよう、多方面で環境創造をするつもりです。そのような遠大な夢を成し遂げるために、人類が三十億の時から拍車を掛けてきましたが、今は七十億を超えました。遠くない将来に、七十億の人類に、私たちのみ旨をすべて知らせてあげたいと思っています。ですから、「圓母平愛財団」を通して、多くの人材と、平和のために努力する各界、各層の人たちが、より大きな役割を果たせるよう力になってあげようというのです。
私たちがもう少し努力して動きながら、分かち合う生活で真の愛を実践すれば、私たちの未来は、より明るく幸福な世界になるでしょう。私たちは、私たちの子孫が苦労することなく、何の蕩減もない世界で幸福を享受して生きることを願っています。
15 「科学の統一に関する国際会議」に参席する人たちは、アメリカでも有名な人たちです。ノーベル賞の受賞者たちもたくさんいます。
このような人たちがお父様と一度会えば、なぜかまた会いたいと思い、自分が大会に行かないと体のコンディションが悪くなるというのです。大会に来れば気分が良いと言いながら、互いに喜んでいます。
過去数年間、私が彼らにお金を出してあげながら会議をコーチしてあげ、名誉と威信まで立ててあげたのです。ノーベル賞のような賞までつくろうと、第一回、第二回、第三回まで、二十万ドルずつ賞金を授与しました。
16 今、世の中では、黙って私を尊敬する人たちが大勢います。そのような環境をつくっておいたので、アメリカのために奉仕をしようというのです。それで、私が「アメリカ奉仕連合(united to Serve America)」をつくりました。頭文字を並べるとUSAになるこの組織をつくり、アメリカの二百五十の都市で復興会を終えました。そして、キリスト教徒たちの中で、人知れず功労を立てた人たちに、私たちが表彰するのです。これを「ダイヤモンド賞」と言います。
そのような賞をつくって連合運動をするのですが、これは超教派的です。国を生かそうというのです。滅びていく家庭と青少年たちを保護するための運動は、キリスト教文化圏がしなければなりません。この目的が良いというのです。ですから、今まで静かに生きてきながら、自分のすべてを犠牲にしてきたキリスト教の核心要員たちと組織要員たちを表彰するのです。
17 私たちは、平和のビジョンと思想を子孫万代にまで相続させ、伝承させなければなりません。このために平和賞を制定し、真の父母様の平和ビジョンと思想を宣揚していくつもりです。私(お母様)は、「圓母平愛財団」を中心に真の愛を実践し、世界平和のために犠牲になり、奉仕する個人や団体に授与する「鮮鶴平和賞」の制定を準備しています。この賞を通して、真の平和理想世界の実現のために献身する人たちを激励して支援し、この賞を人類歴史で最高の価値をもつ平和賞として定着させるのです。
18 「圓母平愛財団」は、世界的にノーベル平和賞を凌駕する「鮮鶴平和賞」を制定します。この賞を受ければ、天のみ旨と人類の平和のために大きく貢献した人、または団体として、世界の人たちが仰ぎ見る歴史的な立場に立つようになるでしょう。「圓母平愛財団」が推進している大いなる聖業に皆さんが多くの関心をもち、全員が協働者、同参者となって、歴史に末永く残ることを願います。
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