真の父母様は、一九九八年十月五日、秋夕を迎え、ブラジルのサンパウロにおいて、国家メシヤが参加する中、「総霊界霊人解放式」を宣布された。真の父母様は、この宣布をジャルジン第六宣布と命名された。
「ジャルジン第六宣言」の要旨真の父母様は、総霊界を解放された。その霊人たちは、神様のみ前に解放されることにより祝福を受けることができるのだが、祝福をただそのまま受けてはいけない。地上に再臨し、地上天国の建設に協助しなければならないのである。
20 アダムが堕落することにより、サタンの体を受け継いだ基準で人類が誕生しました。ですから、サタンの子孫ではなく、神様の子孫になるためには、天の国に入らなければなりません。ところが、天の国に入ることを決定するのは、霊界ではありません。地上でしなければならないので、地上に完成できる真の父母が来て、世界的な舞台の上で解放しなければなりません。そのためには、国家基準を越え、世界基準を越えることができる立場に立って、世界的な祝福をしなければなりません。
人類の解放圏を迎えることができる限界線を越えてこそ、霊界にいる先祖たちが祝福を受けられるようになるというのです。天使長が、地上でアダムとエバが祝福を受けられないようにしたことが堕落だったので、これを蕩減復帰するためには、霊界に行っているすべての霊人たちが祝福を受けなければなりません。今やその霊人たちが祝福を受け、祝福を受けた天使長の立場で、祝福を受けた地上の子孫、アダムの立場にある子孫に降りてきて協助できる時代が来たというのです。
21 家庭で結婚を誤って地獄が生じ、天上世界に楽園と中間霊界、地獄が生じました。このすべてのものは、堕落によって生じたのです。神様の祝福を受けていたならば、家庭的基盤の上で神様の完成した愛の血統的関係を受け継ぎ、自動的に天国に直行したはずですが、これが切れてしまいました。ですから、サタンの血統によって汚されたすべての歴史を断って完全に取り消し、なくしてしまわなければなりません。これを再び、本然のアダムとエバが祝福を受けられなくなった位置で、接ぎ木(の役事を)してあげなければなりません。
天使長が、アダムと共に天国に入れるようになっていたのと同じように、地上で祝福を受けた家庭が天国に直行するようになるとき、天使長の立場にいる先祖たちも、一緒に入っていかなければならないというのです。これが整備されなければ、霊界と肉界に残された地獄、地上地獄と天上地獄の門を開くことができません。この門を開くことができなければ、地上に神様が願う理想的な個人、家庭、氏族、民族、国家、世界、地上天国と天上天国は連結されないのです。偽りの父母の愛、生命、血統によって残されたものなので、これを清算することには、神様もサタンも手を付けることができません。どこまでも完成したアダム、来られる再臨主が、真の父母の立場で、天の秘密、サタンの秘密、歴史の秘密を解いて解決しなければなりません。
ジャルジン第七宣言—真の祝福天宙化とサタン血統根絶完成解放宣布真の父母様は、一九九九年一月八日、ウルグアイのブン夕・デル・エステにおいて、「真の祝福天宙化とサタン血統根絶完成解放宣布式」を挙行され、「この宣布は、天宙的四・四節である」と語られた。また、この宣布をジャルジン第七宣言であると語られた。
「ジャルジン第七宣言」の要旨地上天国を建設しようとすれば、天上に恨をもった霊が一人もいてはいけない。特に未婚の霊たち、結婚できなかった人々、あまりにも幼くして死んだ人々も祝福してあげなければならない。その霊人たちもみな、成長するための教育を受けるようになる。幼い時に死んだとしても、成長したあとに教育を受けて、未婚の青年男女として祝福を受けられる恵沢を受け、その次に、地獄の殺人鬼までも、聖人たちと共に祝福が受けられる門を開いてあげたのである。
22 一九九九年一月八日、午前七時半を越え、八時に向かう四・四数の立場で、「四・四節」とともに家庭と国と全世界が天国に入ることのできる解放的起源を備え、真の祝福天宙化とサタン血統根絶完成解放宣布式をすることによって、全天宙がこれを認識し、それによって地獄や善なる霊人たちの前を塞いでいた塀を崩し、完全に解放いたしました。ですから、光明の天国を眺める地上の蕩減路程を早く解消し、本然の基準において真の父母がこの地上にいる間、地上に来て共に侍って暮らしたという条件を残すことによって、完全解放圏を備え、すべてが天国行きの祝福を受ける家庭の群れになれるようにお許しくださることを切にお願い申し上げます。
この時間、この式典を、(天の)お父様、喜んでお受けくださることを切に願い、望みながら、このことに同行し、成就して、宣布してくださるようにお願い申し上げます。アーヂュ、アーヂュ、アーヂュ!
23 霊界にいるすべての先祖たちを解放してあげなければなりません。サタンも解放してあげなければなりません。皆さんが祝福してあげた百六十家庭が、カイン圏の一族になるので、彼らを自分の一族と連結させて、献納式をしなければならないのです。総生畜献納式をすれば、その基盤の上で百二十代の先祖を祝福してあげることができます。そして、百二十代の先祖と共に、百二十代の王と大統領たちを祝福することによって、その国民と息子と王が主流に対して横的に傍系の皇族圏になるのです。
彼ら全体を祝福することができるよう、解放してあげなければなりません。百二十家庭は、イエス様がイスラエル圏の国を中心として解放してあげようとしたものですが、霊界でそれをすべて解放してあげなければなりません。キリスト教圏をすべて解放してあげなければならないのです。真の父母の時代なので、百二十代さえするようになれば、自動的に統一天下圏に越えていきます。百二十代をすれば、天国に入るのです。これを、真の父母と神様が許諾します。
24 神様は、「地獄の門を開いて、殺人鬼まで祝福してあげなさい」と言うことはできません。神様もそれをしないのです。ところがお父様は、大胆にも地獄の門を開き、「天国に早く来なさい」と言うのです。死んだ人々の中で、統一教会に反対していた人々に対しても霊肉結婚(霊肉界祝福結婚)をさせ、地上で三日式(三日行事)までさせました。霊肉祝福一体圏を形成して三日式までするようになったので、地上で結婚もできずに霊界に行っている哀魂(哀しみをもった霊人)たちと、年齢が十六歳以上のすべての人たちまで解放してあげるのです。その人々まで祝福してあげます。
ですから、地獄の門を開き、霊界に行ったすべての人々を祝福してあげることによって、神様の血族的権限を認定するのです。それゆえ、サタンは完全に後退せざるを得ません。これは革命です。堕落によって死んだすべての霊人たちが天国に行ける環境をつくっておいたのです。すべての先祖たちが祝福を受けた圏内で霊界に入ることのできる環境をつくり、天国に行ける高速道路を造っておいたのです。そのような基盤をすべて蕩減復帰したということです。
神様が造られた霊界には、堕落した人間が住むようにはなっていません。その霊界では、完成した祝福家庭たちだけが暮らすことができるのです。アダムが完成したのちに生活する天国のような環境です。ですから、神様が全権をもって、世の中のすべての小さな所から大きな所まで、思いどおりにできるのです。祝福を受ければ、「真の祝福天宙化とサタン血統根絶」が成就します。打ち砕くのです。あらゆる地上の一族が天国に向かう、出エジプトのような地上世界の出発が始まります。モーセが八十歳で出エジプトしたのと同じように、これからは真の父母、家庭王として、世界、地球星の出発をするのです。
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