ジャルジンの世界平和理想家庭教育本部で行われた祝福家庭四十日修練は、全世界の祝福家庭が家族単位で参加する修練であり、天国に入ることのできる理想家庭を実現するための再教育である。真の父母様は、「すべての祝福家庭が神様に似て、絶対家庭、唯一家庭、不変家庭、永遠家庭になってこそ、地上天国と天上天国を成し遂げることができる」と語られた。
8 ジャルジンで行う教育は、完全に天国を無事通過できる家庭をつくるための教育です。ジャルジンに家庭教育訓練所ができて、ここから理想家庭が出発するというのです。天国に直行するのです。天国には家庭が入らなければなりません。ですから、四位基台の四人が来て教育を受けなければなりません。父母だけではなく、家庭全体が来なければならないというのです。
この教育を受けなければ、入籍でも何でも、父母様に付いていくことができません。そこから、転がりおちるようになります。祝福を受けたとしても、ジャルジンで教育を受けなければなりません。家庭が天国に入っていけるチケットを与える場所なのです。
9 それぞれの国には、古くからいる祝福家庭がいます。この人々をジャルジンに呼んで特別修練をしようと思います。四十日修練をするのですが、自分の息子、娘と一緒に来なさいというのです。各国の元老祝福家庭四十日修練を始めます。この人々を、これから世界的にすべて派遣しなければなりません。この新しい世界を知らせて、新しく定着できる地域に大移動させようと思うのです。ですから、先に祝福を受けた祝福家庭は四十日修練を行うのです。
これは世界的修練です。今まで、自分の国しか知らなかったのです。日本人は日本の国しか知らなかったのですが、世界的な母の責任を果たそうとすれば、世界を知らなければなりません。そのためには、南北米が連結された南米に来て、教育を受けなければなりません。
10 成約時代を迎え、家庭全体が教育を受けるというのは、歴史時代において初めてのことです。ですから、教育を受けるこの四十日間に、新たに決意しなければなりません。祝福を受けて生活していた過去の内容を反省し、現在の立場でみ旨に対して、成約時代にふさわしい家庭として、新たに決意しなければなりません。そうして、全世界の祝福家庭と連結され、全世界の祝福家庭と連結されたものが、今後、地上天国を実現できる基盤にならなければなりません。
今や神様の願う国を探し求めなければなりません。その国が設定されれば、自動的に地上天国と天上天国が連結されるのです。最後に私たちがすべきことは、国を探して立てることです。
11 神様の属性は、絶対、唯一、不変、永遠です。神様の属性というのは、神様の人格を構成する要素です。その四つの要素が主体になっているので、その主体圏に合う相対的な存在を引っ張ってくっつけなければなりません。ですから、家庭では絶対父母、唯一父母、不変父母、永遠父母にならなければならず、絶対子女、唯一子女、不変子女、永遠子女にならなければなりません。皆さんも、そのようにならなければならないのです。絶対夫婦、唯一夫婦、不変夫婦、永遠夫婦、絶対家庭、唯一家庭、不変家庭、永遠家庭にならなければならないというのです。そのような家庭を築くことによって、地上から永遠の天国を築く基盤が完成します。それが重要なことです。
そのようになれば、神様のすべてのものが自分のものと同じです。創造したすべてのものが、その父母、子女、夫婦、そして、家庭に属するのです。これらについて覚醒させることが、ジャルジン教育の目的です。
これをはっきりと骨髓に刻んで帰らなければならないというのが、このジャルジン世界平和理想家庭教育本部(で行う修練会)の鉄則です。地球の果てまで行っても、ここで決心したことが変わってはいけません。
第四節 南北米統一運動の課題と実践 南北米統一の方向性
真の父母様は、「南北米が一つになるためには、北米がアベルの立場で、カインの立場にいる南米を助けてあげなければならない」と強く主張された。そして、南北米を統一できる各種機構をつくり、各国の首班たちに会って、その必要性を力説されたのである。特に、真の父母様を中心に南北米が一つになれば、歴史的にカトリックとプロテスタントが争ってきたキリスト教文化圏のヨーロッパも、真の父母様を中心として一つになることができ、ひいてはユダヤ教とキリスト教、キリスト教とイスラームも、真の父母様を中心として一つになることができると考えられた。このため、「交叉祝福結婚を通して、南米のカトリックと北米のプロテスタントが一つにならなければならない」と語られたのである。
1 キリスト教を中心として、アメリカがアベルであれば、南米はカトリック圏としてカインです。ラテン文化圏、カトリックはカイン圏です。兄と同じです。兄であるカトリックは、プロテスタント、弟を通さなければなりません。弟は、このカトリックを助けてあげなければなりません。
父母様が今までしたこととは何でしょうか。アメリカで新教、弟のアベル国家圏である北米を一つにし、その上に父母様が来て、アメリカにできたすべての勢力基盤を通し、この南米諸国、カトリック文化圏を消化しようというのです。父母様は、カトリック文化圏に付いていくために来たのではありません。また、統一教会がカトリック文化圏に付いていくのではありません。統一教会が現れれば、カトリック文化圏は統一教会を通して行かなければならず、ブラジル人は父母様を通して行かなければなりません。
2 南北米が一つになれば、一つの国になります。ヨーロッパは一つの国のようになっていますが、連合体制に向かうのです。今後、問題になるのはドイツとフランスです。この二つの国が怨讐国家なので、今後、問題が多いのです。これをどのようにするのでしょうか。ヨーロッパの歴史と文化的背景が同じだった時代に遡れば、キリスト教文化圏になります。結局、南北米さえ一つになれば、ヨーロッパが一つになるのは問題ではありません。ヨーロッパが一つになったあとは、ユダヤ教とキリスト教、キリスト教とイスラームが一つになることが可能になります。ですから、問題は南北米がどのように一つになるかということです。
文化的基準でキリスト教文化圏になっていて、現代社会を動かすことのできる主導的な役割を、アメリカが中心となって担っています。南米は今まで、そのようなアメリカに反対してきました。これが一つにさえなれば、強大な勢力になります。そのようになれば、ヨーロッパも自然にキリスト教文化圏、南北米もキリスト教文化圏、その次に、アジアもキリスト教文化圏になるのです。ですから、お父様は南北米のキリスト教文化圏を一つにして、アジアまで連結しなければなりません。アジアと南北米さえ一つにすればよいのです。そのようにしなければ、生きる道がありません。
3 アメリカ人は南米に行って訓練し、南米の人はアメリカに行って訓練しなければなりません。二ヵ国語を話せるようにして、これから一つにするのです。
南米伝道と北米伝道をして、プロテスタントとカトリックを一つにするために、交叉結婚をさせるのです。そうすれば、一つの国になるのです。交叉結婚をすれば、父母様の話を聞くようになっています。キリスト教文化圏は、すべて兄弟と同じです。韓国人と日本人は怨讐関係にありますが、怨讐の国の人とも私が交叉結婚をさせてあげたので、カトリックとプロテスタントの交叉結婚は問題ありません。交叉結婚をすれば一つになるのです。
4 南北米さえ一つになれば、ヨーロッパは自動的に統一され、ローマの失敗とユダヤ教の失敗と、ヤコブ家庭における失敗まで復帰するのです。十支派と二支派に分かれて闘った、そのような分立された歴史から、エデンに帰ってアダムとエバ、体と心が分かれたその縁まですべてはんだ付けして埋めるのです。ここから世界的家庭まで、堕落圏内のすべてが含まれます。世界レベル、ヨーロッパレべル、ローマレべル、ユダヤ教レべル、アダム家庭レベル、これが二つに分かれました。すべてがカイン・アベルに分かれてきたのです。
それが反対に、一つになるというのです。統一がここから始まります。総蕩減しなければなりません。今や摂理史的な全体をすべて蕩減したので、全体大勝利です。八段階勝利、全体勝利という標語になります。南北米が一つになれば、キリスト教文化圏を中心として、ヨーロッパにおける旧教と新教の争いが終わり、統一されるのです。
5 お父様がキリスト教以上のアベル教団をつくったので、アメリカはこの統一教会に従わざるを得なくなるでしょう。カイン・アベルが一つになるというのです。カイン・アベルが一つになるので、アメリカがプラスになります。南米はカトリックですが、兄なのでカインになります。これを一つにすれば、世界が統一されるのです。
イエス様の時代にイスラエル民族と世界が分かれたのてすが、それがどのようになっていますか。ローマはイエス様に反対しましたが、イエス様の死によってキリスト教が世界的新婦圏に発展したあと、その中間に出てきたのがイスラーム圏です。それで、イスラエルと紛争するのです。中東では宗教的に、イスラエルとイスラーム圏が紛争中です。極東では金日成主席と統一教会がカイン・アベルの立場です。これが一つにさえなれば、天下がすべて一つになります。
世界的代表国家型であるアメリカがアベルの立場に立ち、南米はカインの立場になるのですが、これを一つにしなければなりません。そのようにしてこそ、統一天下が訪れるのです。逆に、世界圏内にあるヨーロッパを代表し、国家を代表し、氏族を代表するアベル圏とカイン圏に分かれたものが一つになることができ、体と心が統一されるモデルになります。逆さまにもってきて、すべて合わせることができます。ですから、アメリカを引き入れて、南米を協助できる基盤を築いたというのです。
6 北米がアベルの立場に立って、カインの立場にいる南米を救わなければなりません。そのためには、すべてを投入しなければなりません。アメリカの人々がお父様の精神を受け継ぎ、自分の生命と財産を南米のために投入すれば、南米を救うことは問題ありません。高気圧があれば、自然に低気圧に向かっていって埋めてあげるのと同じように、高い段階にいるアメリカが南米を救わなければなりません。
アメリカ人たちは、「私たちには貧しい南米は必要ない」と言うかもしれませんが、南米のためにすべてを投入しなければなりません。統一教会の人々は、そのようにしなければならないのです。その長子圏を代表した南米と一つにならなければ、真の家庭と連結される道がありません。皆さんが真の家庭と連結されなければ、真の地上天国の道はないのです。
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