15 二〇〇一年一月十三日に、父母様が神様に王権即位式をしてさしあげます。神様を王の位置に即位させてさしあげるというのです。その式をします。
王権復帰の礼式を大きく二度行いました。蘇生と長成をしたので、完成をしなければなりません。神様を王位に立ててさしあげなければならないのです。
人間として、神様にできないことをしたことが誇りです。神様ができなかった地獄と楽園の撤廃を行い、神様が手を付けられなかったことに手を付けるのです。サタンが神様の王権を破綻させました。ですから、真の父母が神様を本然の位置に立てて、全体、全般、全権、全能の世界に越えさせてさしあげるのです。
16 楽園と地獄の撤廃をきれいに行ったので、真の父母様が築いたすべての道には、今までのような蕩減路程がありません。地上・天上天国の解放圏が広がることによって、偽りの父母と天使長がひっくり返して打ち込んだものを、真の父母様を中心として天使長を追放し、本然の神様を王の位置に即位させてさしあげるのですが、神様一人ではできません。偽りの父母が滅ぼしたので、蕩減原則に従って真の父母が侍り、その位置に立ててさしあげなければ、永久に神様は王位に上がることができないというのです。人間が神様を王の位置に即位させてさしあげなければなりません。
救世主、真の父母として、あらゆる天の国の伝統を立てることができる新しい愛と生命と血統によって、地上と天上に祝福を受けた権限を立てたがゆえに、これが可能なのです。神様の祝福圏に立った人々は、神様と直系の血統的な関係を結んだので、サタンと関係がありません。偽りの父母と天使長が一つになってひっくり返したので、真の父母がサタンを除去して地獄と楽園を撤廃し、天国だけが残ったその上で、天の国の中心である神様を王位に立ててさしあげるのが、神様王権即位式です。
17 きょう、二〇〇一年一月一日を期して、過ぎ去った歴史時代は一つの夜の期間でしたが、三〇〇〇年に向かうこの期間は昼の期間となり、愛の心をもって遮るもののない縦横の自由圏を備え、天地大主宰の愛の主権、祖国光復を成就することを、真の父母の名によって切に願います。
そして、家庭の王として天地父母に侍り、国の王として天地父母に侍り、天宙の王として天地父母に私たちの家庭から侍って、天の高速道路が直通したという事実を知り、心と体ではばかることなく自主的な権限をもって登場し、前進できるように、万世に太平聖代を成就してくださることを、真の父母の名をもって宣布いたします。
18 神様王権即位式を挙行したため、全体、全般、全権、全能を行使され、あなたが願うすべての宗教圏の霊界を動員して、地上で完成できる「自主張(自分の主張どおりにすること)」時代を迎えました。その自主張の権限をもって真の父母が来て、地上と天上の世界の歩調を合わせ、勝利の大解放時代を見つめています。
今や新たに、二〇〇一年一月から地上と天上世界の祝福を受けた家庭が一心一体となり、地上定着のためのアダム圏の地上基盤を中心とした長子の位置と父母の位置と王権の位置を、天上世界が代をつなぐ基準で長子権復帰と次子権復帰が成就されることによって、次子の権限が長子の権限に代わる天地開闢時代を迎えるようになりました。
神様王権即位式と神様の解放神様王権即位式は、人間始祖の堕落によって失ってしまったすべてのものを還元してさしあげるための儀式である。すなわち、サタンに占領されていた天宙を復帰し、神様が王権を回復したことを意味する儀式である。人間の堕落によってサタンの手中にあった地上と天上世界を取り戻すことにより、神様の恨が解け、解放される瞬間である。神様の解放と人類の解放のために、一生涯、全力投球された真の父母様の勝利の結果である。神様王権即位式によって、神様の創造理想が実現される天一国基元節に向けた路程が始まったのである。この日、純潔な血統の保存と人権蹂躙の禁止、公金略取の禁止、真の家庭の模範を打ち立てることなど、天法の四項目が宣布された。これは、創造本然の理想世界である天一国を完成する新しい時代の民が備えるべき基本徳目である。
19 今や、何より祝福家庭として、天の王権を守ることができる皆さんにならなければなりません。祝福中心家庭には、神様の王権を守るべき重大な責任があるというのです。ですから、いつでも祝福家庭が誇るべきものは神様王権即位式です。それが第一の標的であり絶対標的です。
皆さんは、神様の主権をたたえて誇り、主権のためにすべてのものを投入しようという決意をしなければなりません。どのように神様の王権を保護し、拡張するのかを、絶対、唯一、不変、永遠に記憶しなければなりません。祝福家庭は一生の間、それを保護しなければならないのです。
20 皆さんがもつべき概念は、絶対的な神様の主権です。第一の概念は、神様の主権だというのです。そして、その主権が個人、家庭、氏族、民族、国家と世界に連結されなければなりません。すべての被造万物も、完成したアダム家庭に連結されたいと思うのです。そのような概念を皆さんがもたなければなりません。皆さんにとって最も誇らしいものが神様の主権です。
ところが、今摂理していらっしゃる神様は、喜びの神様ではなく、悲しみの神様です。どのようにして、そのような神様を本然の神様として復帰してさしあげるかということが、「終わりの日」にすべての宗教と国家、そして、メシヤ、真の父母が果たすべき責任です。すべてのものの唯一の定着地が、神様の主権なのです。ところが、神様がそのような主権をもつことができなかったので、絶対的な神様、全能の神様になることができていません。
今から、神様がそのような主権を取り戻すようになります。神様が王権即位式をすることによって、すべての被造世界の中心になるのです。いくら取るに足らない微々たるものでも、それを創造できる存在は神様しかいません。人間の堕落以降、神様がそのような位置を失ってしまったのですが、今からはその本然の位置に帰るのです。それが、すべての祝福家庭によって可能になります。ですから、皆さんがもつべき概念は、神様の絶対、唯一、不変、永遠の主権だというのです。
21 神様御自身も解放されなければなりません。神様は解放されていないのです。ですから、神様も解放を願われるのです。誰のゆえにそのようになったのでしょうか。アダムとエバです。偽りの父母によって、そのようになったのです。(それゆえ真の父母が)正しく歩んで解放し、最後に上がっていくときには、神様を王として即位させなければなりません。
偽りの父母が偽りの血統によって天宙をひっくり返したので、真の父母が再びひっくり返して、地獄まですべて埋めました。聖人と殺人鬼まで祝福してあげたのです。統一教会と私たちに反対していた宗教圏の人々も、祝福してあげました。父母様の息子、娘と、祝福を受けた聖人をすべて束ねて、解放圏、統一圏を許諾したのです。
22 父母様は、神様を解放しなければなりません。神様が父母になることができなかったので、父母の位置を確定してさしあげなければなりません。そして、師になることができなかったので、師の位置を確定してさしあげ、主人になることができなかったので、主人の位置を確定してさしあげ、神様がこの地上に故郷と祖国をもって定着できるようにしなければなりません。そのために、神様王権即位式を行ったのです。
23 神様王権即位式を父母様の思いのままにできるでしょうか。天の国を知らなければならず、プログラムに合わなければなりません。そのようにしなければ、王権即位式ができないのです。天の国の王権即位式の内容に一致するので、天上世界で囹圄(牢獄・獄舍)の身となり、心と体の仕切りとなっていたものが初めて解放され、思いどおりに地上に行き来できるのです。
24 神様も真の父母が解放してさしあげてこそ、解放されるようになっています。偽りの父母が台無しにしたものを、真の父母が直しておかなければなりません。父母様は、今やすべきことをすべてしました。神様王権即位式をしてさしあげたので、これ以上、何をするのでしょうか。人間としてこの世の中でできる最高のことをしたのです。神様の血族をつくり、神様の血統を連結させるために、四億双を祝福しました。
25 悲惨な歴史に、誰が責任をもつのでしょうか。知らない人は、責任をもつことができません。知っている人が責任をもたなければなりません。病気を治す医者には、手術室に入り、メスをはじめとするすべての器具を用いて、自らの生命を懸けて手術し、患者を救う責任があります。そのような医者が真の父母です。
個人も、家庭も、国も、天地も、堕落した世界圏内の監獄に閉じ込められています。それを誰が解放してあげるのでしょうか。再臨主が真の父母として来て、真の王の家庭から氏族・民族・国家の王を編成し、神様王権即位式を行ったのです。
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