二〇〇三年二月六日、天地父母天一国開門祝福聖婚式の直後、天宙・天地父母平和統一祝福家庭王即位式が挙行された。真の父母様は、家庭王に即位されることにより、氏族、民族、国家、世界、天宙平和の王、万王の王に進む基盤を築かれたのである。実に、六千年の復帰摂理史の結実であり、新しい時代、天一国の実質的基盤を造成したと言うことができる。それ以降、真の父母様は、蕩減復帰救援摂理時代を完了し、実体的な神様の祖国、天一国創建のために全力投球された。
10 今まで祝福したのが四億双であり、霊界においても祝福してあげました。
三時代大転換四位基台入籍統一祝福式の手続きをしなければ、天国に入ることができません。それが準備です。その時に宣布したのは、正午定着時代に入らなければならないということでした。太陽の光が朝も正午(定着)、昼も正午(定着)になって影がないというのです。夕方にも影がなく、夜にも影がありません。二十四時間、春夏秋冬、一年中影のない正午定着時代に入ってこそ、天の国の王子、王女になるのです。神様は一年中、正午定着の位置にいるので、「私」もそのようになってこそ、その一族になることができるというのです。
11 二〇〇三年、真の父母様の誕生日を中心として、天地父母天一国開門祝福聖婚式、天宙・天地父母平和統一祝福家庭王即位式を行いました。父母様はどこに行かなければならないのでしょうか。頂上に上がって、越えていかなければなりません。中間から越えたとしても、越えたことにはなりません。頂上から越えていかなければなりません。二〇〇〇年を越えて、どこに行かなければならないのでしょうか。頂上が神様王権即位式です。
そのように王権即位式をしたのですが、神の国がありません。天一国のために、二〇〇〇年九月二十六日、三時代大転換四位基台入籍統一祝福式を挙行したのです。入籍しなければなりません。国において入籍しなければならないのです。それで、「天一国の証明書を作りなさい」と言いました。それを父母様のように考え、神様のように貴く思えば、どこに行っても万事が通じるのです。それはダイヤモンドのように、夜光石のように光るというのです。
12 天宙・天地父母平和統一祝福家庭王即位式をすることによって、初めて歴史時代において神様と真の父母が天地人父母の位置で家庭を従え、氏族、民族、国家、世界が一つになることができる神様の王権の国が始まりました。
今まで霊界に、神様の形状がありませんでした。霊界の実相を報告した内容を見れば、無形の神様は見えないのですが、神様が現れる時、その右側に真の父母が現れ、火の柱のようになっているというのです。
13 神様がお父様に賞を与えなければならず、そのもらった賞をお母様にあげなければなりません。お母様が勝利したことに対して、天地にいる祝福を受けた家庭、統一教会の食口も、お母様を褒めたたえなければならないというのです。これから天宙・天地父母様真の愛平和統一祝福家庭王即位式を行うことによって、無形の神様が有形の実体、真の父母の形状をもつようになり、地上世界にいる真の父母が天上世界の無形の父母の位置に登極するようになります。本来は、アダム家庭が完成してそのようになるべきでした。
全世界の祝福家庭全体が、父母様の登極とともにその国の王子、王女の位置に立つことによって、霊界と肉界に神様が定着されざるを得ないのです。
14 神様王権即位式をして天一国をつくり、天地父母天一国開門祝福聖婚式を行い、引き続き、天宙・天地父母平和統一祝福家庭王即位式を挙行しました。神様が言うとおりに救世主、メシヤ、再臨主、真の父母だとすれば、そのような内容が合わなければならないというのです。アダムとエバは、神様を中心として、家庭の王になることができませんでした。神様家庭の王になったという宣布ができませんでした。それをしなければならないのです。
15 天地父母天一国開門祝福聖婚式を行い、その次に天宙・天地父母平和統一祝福家庭王即位式を挙行しました。天一国を開門したので、家庭が初めて出発するのです。十二の真珠門をすべて開いたので、堕落のない開門を中心として、再臨主が初めて家庭王として出発するのです。それが二〇〇三年二月六日でした。
家庭王になったので、氏族王にならなければなりません。サタンが三段階の蘇生、長成、完成圏の愛を中心として頂上を占領したので、それを抜け出すためには、必ず主人であるアダムが来て、開門しなければなりません。
開門は一人ではできません。国の門を立てるためには、祝福家庭が世界の中で反対を受け、十二の峠を乗り越えていけるようにならなければなりません。そうして、開門をして、その次に家庭王即位式をすることによって、初めて家庭王が現れるようになりました。そこで父母様が家庭生活を皆さんと共にするので、父母様が世の中をすべて取り戻して、息子、娘だけでなく、孫まで見ることのできる家庭になってこそ、天宙父母、天地父母、天地人父母になるのです。
16 天一国を開門したので、その国に入籍するためには、登録をしなければなりません。霊界も、興進君が「それを許可してほしい」と言うので、すぐに父母様が、入籍できるように許可しました。
皆さんはそのように入籍したすべての人々に、堕落性が残るようにしてはいけません。霊界はだますことができません。天国生活をするに当たって、そのような痕跡を見せてはいけないというのです。それは、すべて切ってしまわなければなりません。自分のすべての所有権を撤回しなければならないのです。
それゆえ、聖火式を通して皆さんの服を一度に積んで燃やし、時を越えていかなければなりません。「世の中よ、さらばだ。未練をもつものは何もない」と言わなければなりません。
ロトの妻は、未練ゆえに後ろを振り返り、塩の柱になって歴史の恨の象徴になりました。
自分の兄弟たちも、姉妹たちも、すべて忘れてしまい、新たに出発して、「他体自覚(他のために生きようとする自覚)」の一念で全体を越えた位置に立たなければ、その場に入れないというのです。ですから、父母様は深刻でした。
17 第四次イスラエル国を創建することによって、天一国が現れるのです。天一国が現れることにより、父母様が聖婚式をすることができました。国が生まれたというのです。アダム時代から、イエス様時代、再臨主までは、霊肉一体圏を中心とした天一国ではありません。ですから、霊肉一体圏の天一国をつくるために、不可避的に第四次イスラエル国を発表せざるを得なかったのです。
その時が二〇〇二年十月二十日です。そうして、聖火式を終わらせたのです。霊界と肉界、すべての一体式をしてみな燃やしてしまい、初めて定着できるのです。そのような時代を迎えたので、聖火式が終わった翌日に第四次イスラエル国を発表し、その基盤の上に、父母様が聖婚式を行うことができました。
神様王権即位式を通して、二〇〇三年二月六日、天地父母天一国開門聖婚祝福式を行い、その次に、天宙・天地父母平和統一祝福家庭王即位式を行いました。家庭王になるのです。
18 家庭王だけでは神様の祖国を宣布できません。父母様は、神様の祖国を宣布するために、地獄の底から天上まで、死の淵をさまよう受難を経ながら歩んできました。そうして、二〇〇三年五月四日を中心として、すべてのサタン主管圏を大転換するという創造理想主管圏大転換宣布をしたのです。その時からすべて動員し、祖国を設定しなければならないので、死力を尽くして蕩減復帰摂理時代を撤回するという蕩減時代撤廃宣言をしました。それが二〇〇三年七月十三日です。八月になる前でした。七数を越える前に、蕩減復帰救援摂理の撤回を宣布したのです。
国も、世界も、宗教圏も、すべてなくなるのです。堕落のゆえにサタンの国が生じ、堕落のゆえに宗教が生じたので、蕩減救援摂理を撤回する以上、宗教時代がなくなり、政治時代がなくなるので、神様の祖国光復の時代が来るというのは、原理観を中心として正々堂々とした理論的結論です。
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