21 これからは法的管理に入るので、昔のような、赦すことができる時代とは違います。過ちを犯したアダムとエバを直接処断したのと同じように、即決処分される時代になるというのです。今、新たに入ってきた人々も、世の中の法をすべて知っているのですから、今設定された、世の中の法より何百倍も恐ろしい天の国の憲法を守るべきことを知らなければなりません。今まで別の国に対して忠誠を尽くした自分の先祖たちを代表し、その何百倍、何千倍、さらに忠誠を尽くさなければならないというのです。
ですから、自分のすべての所有物や国、息子、娘まで、自分が勝手に管理することはできないというのです。アダムとエバが神様に管理されたのと同じように、神様の息子、娘に戻り、神様が直接管理する時代に入るので、自分勝手に計画したものをそのまま進めていっては、その子女たちの行く道が塞がります。そのような恐ろしい時代が来るというのです。(511-286; 2005/10/14)
22 霊界で今まで問題になったことをすべて引っ張り出して、父母様が解放したので、霊人たちが地上に降りてくることに対して矛盾はありません。すべて祝福を受けました。地上に残った人々には天使圏の家庭が降りてきて、一対一で責任をもつのです。ですから、地上の家庭を収拾するのは問題ではありません。皆さんが話を聞かなければ、霊界が連れていくのです。そのような大変革時代が訪れるというのです。それゆえ、今までは皆さんを保護しましたが、これからは(天法を守らなければ)保護しません。
天法が成立したので、その天法を中心として、憲法と法によって天と地、地獄と天国を分けるようになっているのであって、蕩減法を適用して分けるようにはなっていません。新しい法によって治める新しい国の形態を備えるべき時になったというのです。王権時代が訪れたので、今や天の国を編成しなければなりません。超民族、超国家、超世界の一つの国を築かなければならないのです。(346-204; 2001/07/01)
天一国憲法の制定目的天一国創建の摂理史を明らかにした憲法の前文は、憲法の制定目的とは何かを明らかにしている。天一国憲法(教会法)は、天一国の国民がみな、真の父母様が生涯を通して示してくださったみ言を実体化していけるように導く法度、規範、指針であり、天一国を定着させ、完成できる普遍的で実質的な生活体制、家庭体制、国家体制、世界体制を備えるために制定された。そして、天一国憲法は、神様と真の父母様に侍り、国境、人種、性別、文化、宗教などにおける、すべての障壁を超越する真の愛の心情文化を燦爛と花咲かせる中で、理想家庭を通した心情文化世界を定着させることを目的にしている。
23 神様のみ旨が成就された世界になれば、その時の法は、世の中の法であると同時に、天の国の法になります。ここで用いる憲法は天の国の憲法になり、天の国の憲法はここで用いる憲法になります。そのような法を神様はもっていらっしゃいますが、私たちに適用できない立場にいらっしゃるので、悲しい神様になっているのです。
それでは、いつその憲法の宣布式をするのでしょうか。これが今、私たちのモットーです。そのためには、世界を舞台にして天の国を探し出さなければなりません。今、皆さんの国はありません。この場は、この上なく制限された場ですが、皆さんだけを中心とした場ではなく、数千億になるすべての霊界の霊人が注目する場です。数多くの民族と数多くの歴史時代の功臣たちが望むその天の法度をもって、皆さんを評価していることをいつも考えなければなりません。そのような観点から見れば、皆さんが動いたり座ったりする、すべてのことが法制化されなければならないというのです。(066-298; 1973/05/16)
24 アダムとエバが永遠不変の天道に背いたために、法を適用して処罰されたのと同じように、法に背いた人は、必ずその法の統治を受けるようになります。刑法の統治を受けざるを得ないのです。恐ろしい時代が来ます。そこには父子の関係もありません。それをきれいに選別することができなければなりません。
サタンのものになり得るもの(罪)はすべて燃やし、なくしてしまわなければなりません。粛清と同じように、(罪を)きれいに整理しなければなりません。整備ではなく、整理してしまわなければならないのです。灰までなくなり、影まで見えないように、きれいに整理しなければなりません。そうして、その安息圏の上に絶対「性」を中心とした真の愛の血統を連結させるのです。お母様の体を通して再び生まれてこそ、天の国の息子、娘になることができます。そのようにするとき、歴史的結実体が収穫されるのです。
その息子、娘をもって国を建て、天地に堕落の影もなくなった世界にならなければなりません。そのようにしてこそ、父母様も定着し、神様と苦楽を共にしながらみ旨を完成して、真の父母の位置を完結し、万事亨通(すべてが思いどおりにいくこと)の解放、釈放の王権を相続することができるのです。そうすれば、万事が思いどおりに運びます。そのようになれば、天国について説明する必要もありません。(606-224; 2009/01/13)
25 愛の力、愛の生命力を保護するために、すべての法が活用されざるを得ません。宇宙は、存在圏のためであれば、すべてのものが和合し、一つになろうとするのです。法はそれを保護し、一つになるためのものです。和合するためのものなのです。善なる世界は、変わらない世界なので、神様がとどまることのできる世界です。また、その世界は、愛を中心とした生命力をもった世界なので、その世界こそ、神様がとどまることのできる世界なのです。
愛という言葉は、自分のためのものではなく、相対のためのものであることを知らなければなりません。神様が宇宙を創造したのは、神様御自身のためではありません。相対を造るためです。ですから、神様が相対のために宇宙を造ったとすれば、その神様の相対になることができるのが人間なので、人間のために宇宙を造ったという話になるのです。(111-171; 1981/02/15)
26 天運の終着点はみ旨の完成世界にあるので、完成した人々が暮らす所は、神様が法を中心として絶対的に保障する世界にならなければならないのです。そのためには、善主権が私自身を通じ、家庭を通じ、民族を通じ、国家を通じ、世界を通じて、天宙まで連結されなければなりません。
そのような世界で、「私は道理に順ずる法の統治を受けることができる人である」と言える人にならなければなりません。そして、家庭、氏族、民族、国家、世界的にそのようにならなければなりません。神様の摂理は、そこに向かっていくでしょう。天運の方向も同じです。天運は、一つの善の主権世界に向かっていくでしょう。
行くときには、ただジャンプして行くのではなく、個人を通して越えていくのです。家庭を通して越え、氏族を通して越え、民族を通して越え、国家を通して越え、その次に世界を通して越えて、霊界と肉界が一つになるようにし、善の主権を中心とした善の憲法を宣布するでしょう。そのあとは、後代の人々が個人を越え、家庭を越えるとき、争うことなく道理に従って進むことができます。その時が、地上天国時代です。(078-139; 1975/05/08)
27 神様は、天上世界と地上世界を主管する主人であり、王なので、その国と世界は神様に主管される国と世界に違いありません。それゆえ、そこは地上では地上天国であり、天上では天上天国に違いないのです。これは当然の結論です。このようになったとすれば、この地上に、人類歴史に悲惨な歴史はなく、今日、アメリカ人や韓国人、あるいは黒人、白人、黄色人などという、民族や人種の分裂は起きず、この世界はアダムの子孫として、単一民族、単一文化、単一世界になったでしょう。その世界は、今日、私たちが暮らしている民主世界でもなく、共産世界でもありません。神様が、永遠の主権者として、天の憲法によって永遠無窮に統治する世界です。(074-173; 1974/12/09)
28 今まで神様の救援摂理において、旧約の法など、統治してきた多くの法がありましたが、救援摂理を越えた完成摂理時代に、神様のみ旨、神様の目的が果たされた善なる世界で統治できる法はありませんでした。ですから、今後、法が顕現する時代が来るのですが、これは一個人が順応すべき法であり、一家庭が順応すべき法であり、国家が順応すべき法であり、全世界が順応すべき法です。
この法は、地上でのみ順応すべきものではなく、永遠なる天の世界でもそのまま順応しなければならない法です。この法の統治を受け、この法によって訓練された人は、霊界に行っても自動的に生活環境の保護を受けることができます。そのような法の時代が来るというのです。
その法が設定される時が、善主権時代です。その世界は、次元の高い世界です。それは、私たちが平面的な世界観で見る法ではなく、立体的な面において見る法です。その世界まで私たちは行かなければなりません。(078-136; 1975/05/08)
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