伝道は、天の民を探し求めることである。天の民が増えれば増えるほど、天の主権が拡張され、神様のみ旨である天一国定着の環境がつくられるのである。人類は、神霊と真理が共にあるとき、伝道される。神霊と真理は、罪悪の世の中に勝つ鎧と槍である。神霊の鎧を着て、真理の槍を持って出ていってこそ、堕落した世の中に勝ち、真の父母様の栄光を全世界に輝かせる環境創造が起きるのである。
12 私たちには、真の父母様がいらっしゃり、真理のみ言があります。原理があります。今や、お父様の生涯と生きざまを全世界的に知らせなければなりません。私たちの未来は明るいのです。私(お母様)は、地方の教会まですべて復興させるつもりです。韓国は、教会が生き生きと躍動しなければなりません。祝福家庭が行動し、実践することによって、隣人と氏族がついてくるようにしなければなりません。
13 皆さんの中で、教会に入ってきてから五十年、六十年になった方たちが大勢いるでしょう。どこで皆さんが入教したにせよ、統一教会を訪ねてきたその時代が懐かしいと思います。お父様にお会いし、み言を聞いて、うれしいと思わず、有り難いと思わない時がありましたか。皆さんは、「新しい人生と新しい生命を与えてくださる主に出会った!」と言って、みな興奮したというのです。
そして、「世界に多くのキリスト教徒たちがいて、また、多くの宗教者たちがいるが、ただ独り、私が先に天の摂理を知るようになり、主に出会ったというのは、どれほど感謝なことか!」と言いながら、一人でとどめておくより、分かち合いたいと思いました。伝道したいと思ったのです。
実際、私たちが天から受けた恩賜と祝福はあまりにも多くあります。堕落した人類としては想像もできない恩賜と祝福を受けたというのです。まず、サタンを分立できたことだけでも、途方もない祝福を受けました。五十年前、六十年前の草創期の環境と今の環境は違います。ですから、草創期に本郷を慕いながら活動していた皆さんの心をもう一度燃え上がらせ、実を結ばせてあげたいというのが、私(お母様)の気持ちです。
14 皆さんが、お父様を再臨主、メシヤ、万王の王、真聖徳皇帝として、侍るとすれば、どのように行動しなければならないでしょうか。
民のない皇帝というものがあり得るでしょうか。私たちだけでよいのですか。世界の人類がそのように侍ることができなければなりません。今から皆さんは、お父様を証し、お父様の業績を紹介し、お父様を世の中に知らせ続けなければなりません。それが伝道です。
15 全人類に、すべて祝福を受けさせなければなりません。天一国の民をつくらなければならないのです。そうするために、皆さんはどうしなければならないでしょうか。きのうときょうに大きな差がなく、ただそのまま言われたとおりにだけしようというような態度では、霊界の協助を受けることができません。
死生決断、全力投球という言葉に実感が湧かなければなりません。ですから、実践しなさいというのです。毎日、天のみ前に報告し、天と共に動く皆さんになりなさいというのです。
16 皆さんは、祝福を受けて子女たちがいると思います。一つの生命が生まれる時、どれほど神秘的で待ち遠しいでしょうか。天の祝福を感じるはずです。
皆さんの努力いかんによって、一日に一人ずつ誕生させることもできるというのです。伝道してどれほど多くの生命を救ったかによって、皆さんが受けるべき賞の大きさが決まります。自分で決めるのです。それを避けていく皆さんにならないことを願います。
17 霊界は、愛で呼吸する所です。愛の空気で息をする所です。皆さんがどれだけ多くの愛を植えたかというのが伝道です。たくさん伝道すると、必然的に付いて回る条件が万物を復帰することです。それを必ずしなければなりません。それはすべて、皆さんが福を受ける位置なのです。
どのようにより大きく福を育てて、皆さんが後代に譲り渡すことができるかという位置は、皆さん自身がつくらなければなりません。皆さんの努力が必要です。精誠が必要です。誰もやってくれません。すべて教えてあげたので、今から皆さんがしなければなりません。
18 私たちは、天が念願し、人類が願う平和世界、幸福な世の中をつくることができます。お父様がそのことを先頭に立って実践し、手本を示してくださいました。お父様は、「無知には完成がない」とおっしゃいました。まず教育をしなければなりません。誰もが理解するようにしなければなりません。行動で見せてあげなければなりません。
このような遠大な夢を成就するために、人類が三十億の時から拍車を掛けてきたのですが、今は七十億を超えているではないですか。一日も早く、全人類に、神様のみ旨を知らせてあげなければなりません。
19 メシヤ、再臨主、真の父母様が、この地で多くの摂理歴史を展開してこられたのですが、私たちが不足なため、世の中にすべて知らせることはできませんでした。それがあまりにも恨めしいのです。
私たちが責任を果たせなければ、私たちの子孫たちが大変になるのは当然です。ですから、皆さんは何としても、今まで待ち望んできたメシヤ、再臨主、真の父母様が来られたことを、人々に知らせなければなりません。
これまで、どれくらい生命を取り戻すために努力しましたか。生きてきた生涯よりは、今から霊界に行く時までの時間のほうが短いのです。
私たちと同じ時代に生きていた人々が、真の父母も知らず、このみ言も知らずに霊界に行くことになれば、どれほど痛哭するでしょうか。「なせあなたは、私が生きている時に、これを知らせなかったのか」と讒訴するでしょう。皆さんが責任を果たせなければ、子孫を通して蕩減するようになります。皆さんは、原理とみ言をすべて聞いて知っているでしょう。今から、皆さんが責任を完遂しなければなりません。
20 神様の祖国であるこの国を、どのように復帰しますか。伝道する道しかありません。伝道して、人を転換しなければなりません。すべての機関企業体と団体が、今からは一ヵ所に向かわなければなりません。今や新しい時代を迎えるので、皆さんの態度が明確にならなければなりません。私(お母様)は、その日のために、すべての扉を開いておきました。
今後の世界摂理に関しても、私は多くのことを構想しています。少なくとも、私たちの目に見え、手につかむことができる実績を収めなければならないでしょう。私は、それが可能であることが分かりました。必ず役事してくださいます。
天の父母様が自ら治められる時を迎え、万王の王として登極されたのですが、民のいない王としていらっしゃるようにすることはできません。ですから、私は、皆さんをすべて忠、孝、烈の隊列に同参させたいのです。歴史に一度しかないこの時です。皆さんが忠、孝、烈の隊列に同参しようと思えば、すべてのことを転換しなければなりません。
21 私(お母様)が言う富者とは、どのような人でしょうか。私は皆さんに、「伝道を一生懸命にしなさい」と言いました。
肉身をまとって生きる地上生活には制限があります。長く生きても、健康的に百年を生きることはできないというのです。私たちは、永生について知っています。私たちが一つの命、十人、百人、このように伝道すれば、彼らの永生を私たちが引き受けるのです。皆さんは富者になります。永遠の世界で記憶される私たちになるというのです。
世の中では、富者は一生で終わりますが、霊界における富者は永遠です。それでは、若い皆さんはどのような道を選ぶのでしょうか。そのようなことには、欲をもってもかまいません。
22 富者になることを嫌う人はいません。最も早く富者になる道は伝道です。堕落した世の中は索漠としています。しかし、真の父母様に侍った私たちは、幸せな人たちです。私たちが伝道をたくさんして、誰もが真の父母様を知っている世の中にすれば、それ以上の富者はいません。霊肉でどれほど感謝の生活と安らかな生活を送ることができるでしょうか。
外の世界では、毎日毎日戦争を考えなければならず、利害や打算を考えなければならないので、複雑です。どれほど差がありますか。ですから伝道をたくさんして霊界のお父様や天の父母様が願われるものを所有できるようにしてさしあげることは、今座っている祝福家庭の皆さんがやるべき仕事です。一言で言って、皆さんは幸福な人だというのです。
23 私(お母様)は皆さんに、「環境創造をきちんとしよう」と言っています。しっかりと環境創造ができた所では、み言を一言語っただけでも、その十倍のみ言として理解するようになります。
太初に神様がアダムとエバを創造された時、彼らは神様と通じましたか、通じませんでしたか。神様と一問一答をしました。同じです。祝福家庭がそのように環境を創造するなら、皆さんが少しだけ努力しても、伝道ができないはずはありません。
24 私たちにとって、真の父母様が来られたことを全世界の人々に知らせることが急務です。真の父母様が既に来られたことを人類に知らせることは、未来における私たちの大きな責任です。キリスト教徒たちは、今なお再臨主、メシヤを待っています。私たちは、既に成約時代を越えて天一国を開きつつありますが、その人たちは、摂理的な時を知らずに生きています
私たちがじっとしていることはできません。あらゆる方法を動員して、真の父母様が来られたことを知らせなければなりません。メシヤが来られたことを知らせなければならないのです。さらに真の父母様が来られて、生涯を通して築いておかれた人類救援のための実績を、世の中に知らせなければなりません。
このようなことは、口で「やる」と言ってすべて成し遂げられるものではありません。宣布したからといって成し遂げられるものではないのです。実践し、活動して、実りを収めなければなりません。
25 今は、堂々と皆さんが、真の父母様が何者であるかを明かさなければなりません。真の父母様によって南北統一、世界平和が訪れることを知らせてあげ、見せてあげ、またそのための生活をする皆さんにならなければなりません。ですから、きのうときょうが違わなければなりません。
一日に一つの生命を生かすと考えてみてください。皆さんは先祖の位置に行くことができ、彼ら(生かされた人たち)は天一国の民になるのです。みな同じように祝福の位置を与えたのですが、その責任を果たすか、果たせないかによって差が生じるのです。
この時代を生きる人として、皆さんの先祖や後代を前にして、このような途方もない祝福を受ける位置にいるのですが、この位置にどのような姿で皆さんが立っているかが重要です。皆さんの中心には、常に父母様が共にいらっしゃいます。皆さんは一人ではありません。
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