誓いの意味
我々はまだ理想世界に住んでおらず、反対に悪の世界の真っただ中に生きています。だから私達は誓いを朗唱しなければなりません。我々は神様の御旨を成就することを誓いますが、家族が一つにならなければ、皆さんはこの誓いをすることはできません。神様は、男だけ誓うのを望んでいるわけでも、女だけが誓うのを望んでいるわけでもありません。神様は男と女がまず一つになった後、一緒に神様に誓うことを望んでおられます。
誓いには五つのセクションがあります。第五番目は、前の四つ全部の結論を述べています。まず初めに一つの主権を誇ることを言います。この世界には数多くの政府がありますが、我々は一つだけを誇りとします。誰がその一つの主権を打ち立てるのですか。それは我々がやります。我々食口がそれをやります。我々はそういう理解をしなければなりません。
人類最初の主権は誰が持つべきだったのでしょうか。アダムがそれを持つべきでした。今、アダムの代わりに皆さんが、その失われた主権を復帰しなければなりません。皆さんはその最初の家族の単位を復帰しなければなりません。それがまず第一です。我々は、一つの民を誇りに思うこともはっきり理解しています。つまり、天の下に集まった一つの民です。天国では、二種類あるいは三種類の人々というものはありません。白人とか、黒人とか、黄色人とかいったものはありません。そのような人類の違いは天国には存在しません。そういった違い、分離というものは、最も初期の頃、人間の堕落によって生じました。しかし神様の世界には一つの民しかいないのです。
次に、神の下にある一つの国土を誇ると我々は誓います。神様が、北から来て南を訪問したいと思った時、一体パスポートが必要ですか。もし神様が必要としないならば、なぜ神様の息子、娘達がそれを必要とするでしょうか。どこでも自由に通行できなければならないし、国境があってもいけません。我々はこの点において違っています。サタンは多くの国家、多くの主権、多くの民族があることを誇りにしています。しかし我々はただ一つの主権、一つの国土、そして一つの民を誇りにします。それが真に、分裂したサタンや世界に対するわれわれの誓いと決意でした。サタン世界は一つの長い戦争の歴史ですが、一方神様の歴史はすべてを統一し、結合するための隠れた戦いです。だから我々は、数多くのいろいろな文化が持つ問題点を明確に理解しなければなりません。それは全部、出発点を異にして発展してきました。だから人類はいろいろな行動様式、形態を発展させてきました。そのために人々は互いに疎遠になりました。さらにそれは今日の摂理を遅らせ、混乱させている原因でもあります。サタンはこれを自分の長所として、うまく利用しています。われわれはこの頭の痛い問題を解決し、一つの文化を誇りたいと思っています。
我々は一つの文化を誇ります。そして一つの文化は一つの言葉、一つの言語から生じます。実際、言語と文化は同じものでした。言語は本質的には文化のことです。ということは、結局は、皆さんも皆さんの両親が話すのと同じ言語を話さなければならなくなるということです。霊界では、皆さんはどの言語を使いますか。答えは簡単です。両親が用いる言語が、子供達の言語でもあります。
不幸にも皆さんは母国語が分かりません。英語とは何ですか。それは神様の元来の言語ではありません。我々はなぜ、保育所で子供達に韓国語を教えているのですか。それは神様が介入することができる最初の言語だからです。もちろん我々は子供達に英語を教えます。そうしないと今日の世界で彼らが生き残ることができないからですが、少なくとも彼らが学ぶ最初の言葉は韓国語です。彼らはその人生の最も初期の時期から、母国語を学び始めることができます。その後に英語を学びます。これはやり過ぎだと思いますか。いや、それは最も良い始まりです。
皆さんが一つの言語と一つの文化を誇るという時に皆さんは本当にそれを感じていますか。「私は誇りに思っている言語を、文化を、少しでも理解できるところまできている」と皆さんは思っていますか。そのことについて皆さんは考えたことがありますか。だからその句を言う時に、皆さんはその一つの言語と文化を本当に誇りにすることができないということを心から残念に思わなければなりません。その最初の春の文化に参加したいと皆さんは渇望しなければなりません。
我々が求めているのは最初の春の文化であって、文化ならどれでもいいというのではありません。その文化には「アダム主義」を除いて、他には「主義」と呼ばれるものは何もありません。文化文明は、アダムとアダムの家庭から始まるべきでした。我々は一つの言語を持つべきでした。多くの言語は混乱を引き起こし、あらゆるものを分裂させます。ここアメリカでは多くの言語が話されており、そのために容易に闘争が引き起こされています。
現在、統一食口である皆さんはどうですか。我々は三世代のうちに、我々が誇りとする母国語を学ばなければなりません。六十年以内に、我々は最初の母国語を話していなければなりません。先生は以前に、このことを皆さんに教えたことはありませんでしたが、この会議を通して直接皆さんに話しておきます。我々はほかに何を誇りにしますか。すべての子供達が一組の両親の周りに集まります。今まで述べた基本的な要素が全部確立されれば、子供達はその両親の周りに集まることができます。一つの世界、一つの国家、一つの家庭があるのだから、最初の両親も一組でなければなりません。そうじゃないですか。皆さんは、兄弟愛がなぜ一つの言語と文化の前に来なければならないのか、不思議に思うかも知れません。どうして我々の誓いではこういう順序になっているのですか。すべての人々が一つに集まらなければ、我々は兄弟姉妹となったことを誇りとする、一つの世界を創ることはできません。戦わなければならない戦争がまだあります。今皆さんは両親を心置きなく誇れますか。いいえ。皆さんはこの世から絶えず攻撃されているのですから、誇りに思うゆとりはありません。皆さんはいつも防衛態勢にあります。皆さんは「共に我々の両親に従っていこうではないか」と、世界に向かって宣言することはまだできません。誓いの第五番目に言われていることは、すべて成就されなければなりません。そしてその後、私達は自分達の誇りを自由に表現することができます。
その後どうなるのですか。人類の伝統が始まります。最初の親を一人持つことに誇りを感じるようになって初めて、皆さんは一つの心情世界を創ることができます。そして皆さんは、それをなす役軍であることを誇ることができます。そこには何らの区別もありません。白も黒も黄も何もありません。あるのはただ一つの家庭と一つの伝統だけです。
皆さんの結婚が国際的なもの、あるいは異人種間の場合、その子供達は皆違ってきます。異人種間の一つのカップルでも、その子供達は同じではありません。ある子供は母親により似ているだろうし、他の子供達は父親にもっと似ているかもしれません。皆さんはその子供達を差別するでしょうか。父親が「ああ、この子は肌の色が私に近いから、私はこの子を特に可愛がろう」と言うでしょうか。心情があればそこには黒も白もないのです。
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